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家族葬と一般葬の最大の違いである

費用の実態が知りたい!
よくある質問にもお答え

公開日:2026/08/10

山口チーフ

この記事の監修者
山口 雄司

施行部チーフ 
在籍32年(1994年5月10日 入社)

1級葬祭ディレクター
運行管理者(貨物)
グリーフサポーター(京都グリーフケア協会)

横浜祭典株式会社 施行部 チーフ。葬儀業界で30年以上にわたり、葬儀全般・エンゼルケア業務など幅広く担当。 葬祭ディレクター1級の資格を保有し、これまで数千件以上のご葬儀に携わる。
ご家族が安心して葬儀を迎えられるよう、一人ひとりの想いに寄り添ったご提案を心掛けている。
本コラムでは、専門知識と現場での経験をもとに、分かりやすく正確な情報をお届けします。

「家族葬」と「一般葬」の最大の違いは費用で、平均額には約100万円程度の差があります。 大きな金額の差ですが、気になるのはその理由と内訳ですよね。 家族葬は近年増加傾向にある葬儀形式であり、一般葬と比較すると経済的負担が小さくなる傾向にありますが、弔問の後日対応負担が増えるなど知っておきたい懸念点もあります。

今回は、「家族葬」と「一般葬」の最大の違いであるそれぞれの費用相場を解説します。 家族葬か一般葬か悩まれている方に向けて、それぞれの葬儀がおすすめなご家庭について解説し、よくある質問にもお答えするので、ご参考にしてみてください。

1 家族葬と一般葬の違い

家族葬と一般葬の違いは、「参列者の範囲」とそれに伴う「費用相場」です。 家族葬は、ご遺族やご親族を中心に執り行う葬儀形式です。故人様と深い関係性にある一部のご友人などを招く場合もありますが、参列者の数は10〜30名程度と小規模になります。

参列者の範囲を限定するため、式場の広さや祭壇の規模をコンパクトに抑えることができ、葬儀費用は約100万円程度と経済的負担が少ない傾向にあるのが特徴です。一方、一般葬は、ご遺族やご親族だけでなく、故人様の職場関係者やご近所の方、趣味のお仲間や知人など、幅広い方々に参列していただく従来の一般的な葬儀形式です。参列者の数は30〜100名程度と大規模になります。 参列者の数が多くなるため、広い式場の確保や大人数分の返礼品の用意などが必要となります。葬儀費用は約200万円程度と、家族葬と比較すると経済的負担は大きくなる傾向にあります。

しかし、葬儀を執り行うにあたって重要なのは、費用感だけではありません。 経済的負担が少ないからという理由だけで家族葬を選んでしまうと、想定していなかったトラブルや後悔、ご親族間のトラブルに繋がる恐れがあります。家族葬と一般葬のどちらが適しているかは、故人様のご意向を尊重したうえで、ご親族間でよく話し合い慎重に判断しましょう。

2 家族葬の費用相場

家族葬の費用相場は、約100〜120万円程度となっています。一般葬と比較して費用を大幅に抑えられる主な理由は、参列人数が少ないため小さな式場を選べる点や、会食の飲食費、返礼品などの経済的負担が最小限で済む点にあります。祭壇の規模なども小さくなる傾向にあるため、家族葬のプラン自体、一般葬と比較すると費用が低めに設定されています。 ただし、家族葬を検討する際に注意しておきたいのが、香典による補填です。

一般葬では多くの参列者から香典をいただくため、葬儀費用の一部に充てることができますが、家族葬では参列者が少ないため、集まる香典の総額も少なくなります。 また、家族葬では故人様やご遺族のご意向で、香典を辞退するケースも少なくありません。 家族葬では葬儀費用負担を抑えられたとしても、香典による補填が少ない分、ご遺族の自己負担額が思っていたよりも大きくなる可能性がある点に留意しましょう。

3 一般葬の費用相場

一般葬の費用相場は、約200〜250万円程度となっています。家族葬と比べて平均額が約100万円以上も高くなる背景には、参列者の数の多さから広い式場を手配する必要があることと、大規模な祭壇を設置する傾向にあることが挙げられます。 大人数の会食代や、香典のお返しとなる返礼品費の負担も大きくなります。一般葬は、費用が高くて経済的負担が大きいと感じられるかもしれません。

しかし、多くの参列者から香典をいただくため、集まった金銭をそのまま葬儀費用の支払いに充当できる利点があります。結果として、集まった香典で費用の多くを賄うことができ、ご遺族の自己負担額は家族葬とそこまで変わらなかったというケースも珍しくありません。 費用を比較検討するときは、葬儀プランの料金だけでなく、参列者の人数に応じた香典による補填なども考慮することが重要です。

4 家族葬がおすすめなご家庭

家族葬は、以下のようなご希望やご意向をお持ちのご家庭に適している葬儀形式です。

  • できるだけ葬儀の基本費用を抑えたい
  • 参列者への挨拶や対応に追われず、家族だけでゆっくり故人様とお別れしたい
  • 高齢化などにより故人様の交友関係が少なく、小規模なお見送りをしたい

家族葬の最大の利点は、周囲への配慮や気遣いによるご遺族の精神的・肉体的な負担を大きく軽減できる点です。 お通夜や告別式の間も、大切なご家族だけで思い出を語り合いながら、心穏やかに過ごすことができます。一方で、事前に知っておくべき懸念点もあります。それは、葬儀に参列できなかったご親族やご友人・知人などが、葬儀後にご自宅へ弔問に訪れる可能性が高くなるという点です。葬儀後しばらくの間、個別での弔問対応やお返しの手配に追われ、却ってご遺族が疲弊してしまうケースは少なくありません。

また、家族葬のプラン内容によっては、想像よりも簡易的な儀式となり、故人様とのお別れの時間を十分に過ごすことができなかったと後悔されることもあります。 家族葬をご検討される際は、後日の弔問対応まで考慮し、葬儀プラン内容をしっかり確認することが大切です。

5 一般葬がおすすめなご家庭

一般葬は、以下のようなご希望やご意向をお持ちのご家庭に適している葬儀形式です。

  • 故人様のお人柄上、華やかなお見送りをしたい
  • 故人様の交友関係が広く、お世話になった多くの方にお見送りしてほしい
  • 葬儀終了後の弔問や問い合わせなどの対応負担を減らしたい

一般葬の最大の利点は、お世話になった方々に対してお通夜・告別式の場で一度に感謝の気持ちを伝え、故人様との最後のお別れの時間をみなさまで過ごせる点です。交友関係が広かった故人様をご遺族だけで家族葬でお見送りしてしまうと、後から「なぜ教えてくれなかったのか」、「最後にお見送りをしたかった」といった悲しみの声が周囲から上がる可能性があります。

また、葬儀後に何十件以上ものご自宅弔問が続いて、ご遺族は落ち着かない日々を送ることになる懸念点もあります。 一般葬は家族葬と比較すると葬儀の基本費用が高くなる傾向にあり、当日の参列者対応負担も大きくなりますが、後日対応や周囲からの不満の声などの懸念点は最小限に抑えられます。ご遺族やご親族の後悔に繋がる可能性も低くなるため、よく話し合い慎重に検討しましょう。

6 家族葬と一般葬の違いに関するよくある質問

最後に、家族葬と一般葬の違いに関するよくある質問に葬儀社がお答えします。

Q:家族葬の人数に制限はありますか?

A:基本的にはありません。一般的には、10〜30名程度で執り行われます。

Q:家族葬でも香典や供花を受け取ってもいいですか?

A:はい、受け取っても全く問題ございません。 香典や供花を受け取る場合は、香典返しや返礼品の手配が必要となります。

Q:家族葬か一般葬かで悩んだらどう判断すれば良いですか?

A:「故人様のご意向」、「参列者の想定人数」、「葬儀後の対応を含めたご遺族の負担」の3点から総合的に判断するのがおすすめです。 どうしても判断に迷われる場合は、ご家族だけで抱え込まず、葬儀社へご相談いただければ、ご希望やご予算に合わせた最適なプランをご提案いたします。

7 家族葬か一般葬かは費用を考慮してご遺族でよく話し合い決定しましょう(まとめ)

家族葬と一般葬の最大の違いは「参列者の範囲」とそれに伴う「費用相場」です。 家族葬の方が初期費用を抑えられる傾向にありますが、香典による補填が少なくなるため、実際の自己負担額は双方で大きな差が出ないケースもあります。 また、単に費用面だけで決めてしまうと、葬儀後の自宅弔問対応に追われたり、周囲との関係性に不安が残ったりすることもあるため注意が必要です。

家族葬と一般葬のどちらを選ぶべきかは、故人様のご意向や参列者の想定人数、葬儀後のご遺族の負担などを総合的に考慮することが大切です。 迷われた際は無理にご家族だけで判断せず、ぜひ葬儀社へご相談ください。お葬式のご相談は、横浜祭典にご連絡(0120-310-866)ください。横浜市神奈川区都筑区に直営式場もございます。随時内覧も可能です。

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