家族葬とは
プランに含まれているもの
プランに含まれていないもの
(その他、追加祭壇・ハイヤー等皆様のご要望にお応えします)
※宗教者への支払いは別途かかります。
会社関係者や近所の方などには広く知らせず、家族や親族、ごく親しい方で葬儀をすることを「家族葬」と呼ぶことが多いようです。
家族や親族で故人との最後の別れの時を大切にしたい、そんな気持ちを尊重し、近年増えてきた形式の葬儀です。祭壇を飾り、家族中心で行なわれています。
家族葬と一般葬との大きな違いは参列者に制限がある事です。葬儀の流れや行程に大きな違いはありません。 「家族葬」という言葉が独り歩きをしています。
文字通りならば故人とご家族のみですが、実際は故人の兄弟、親戚を含んで葬儀を営むケースがほとんどです。「家族」という表現の中には、いくつかの解釈があるようで、「〇〇さんのところは、我が家と家族同然の付き合いがある。」「故人が所属していた、趣味の〇〇の会の皆さんは家族同然の付き合いがある。」「故人が務めていた会社の従業員さんとは、家族同然の付き合いがある。」等々、広い意味での「家族」を含めると一例ですが、参列者が60人を超える場合もありました。
10件の家族葬があれば10通りの家族葬があります。弊社では葬儀打合せの際、ほとんどの方が「家族葬で見送りたい」とうフレーズで打ち合わせが始まります。今は新型コロナウイルスに代表される、感染症が猛威を奮っています。参列者の会社や団体等の内規で新型コロナウイルスが収束するまでの期限付きで、葬儀の参列は控える、または最小限の人数で参列する等、規定が出来ている場合もあり家族葬の割合が多くなっております。
ご遺族の方は参列者制限を設けるなら事前に誰に声をかけるか決めておくと良いでしょう。また、葬儀後に 通知をされる場合、呼ばなかった方への配慮も必要になってきます。「家族葬」の由来は様々ですが、当初はある葬儀社のマーケティング用語の一つとして使われたそうです。
ご家族の主なご希望が、
1、故人を知らない「義理参り」は無用。
2、故人と向き合ってしっかりとお別れをしたい。
3、弔問者の接待や時間の確保などの煩わしい事を省きたい。
このような希望をされた方の葬儀を「家族葬」と表現したようです。
家族葬マナー
家族葬では故人と親しかった少人数の人達だけでお別れを行ないます。お葬式にお呼びしなかった方々へむけた配慮も重要です。お葬式が終わった後で「どうして呼んでくれなかったの?」といった声があがるなどして、トラブルに発展してしまう可能性もあるからです。
そのため家族葬でおこなう場合には、家族間で「〇〇家の家族葬」について事前によく相談をして、参列者を選定することから始めましょう。参列者としてお呼びするつもりはないものの、どうしても亡くなった連絡をする必要がある方には、「故人の意向なので…」といった理由なども含めて、事前にしっかりお伝えすることで理解を得やすくなります。
それ以外の方には訃報の連絡を一切せずに、お葬式が終わってから事後通知状を作成して、各方面へのご報告をすることが一般的です。
家族葬の葬儀費用について
家族葬の費用相場
家族葬の費用相場は、参列者の人数・葬儀式場・宗教などの状況によってそれぞれ異なります。神奈川県にお住まいの方の場合は、お布施などの宗教費用を除くとおよそ平均100〜120万円(※自社施行実績をもとに算出)となることが多いようですが、お客様のご意向により、例えば参列者の人数により料理・返礼品などの飲食接待費用や、マイクロバスの手配の有無などでトータルの費用が変わってきます。
葬儀式場
参列者の規模に応じて式場の大きさを変える必要があります。また、式場によっても公営や私営のものがあり、葬儀社が独自で運営している式場を利用した場合によってもそれぞれ掛かる費用が異なります。
宗教
仏式であればお布施、神式であれば祭祀料など、宗教者にわたすお礼として掛かる費用です。紹介の寺院や神社の場合のお礼は一定の金額となっており相場が決まっていますが、菩提寺などのお付き合いがある場合には、直接そちらへ金額をお伺いする必要があります。
家族葬(通夜・告別式)の流れ
故人の近親者や本当に親しかった友人達だけで行う葬儀で社会的なしがらみにとらわれず、故人の個性・希望を尊重したり、故人または、喪主の意向を反映した個性的なお葬式にすることができます。
費用もその内容により異なるので、必ずしも低料金のお葬式というわけではございません
①ご逝去〜搬送〜葬儀の準備
看取り後、葬儀社へ連絡をしてご遺体を迎えに来てもらうように手配をしましょう。ご遺体の搬送後に打ち合わせを進めて、日程や式場が決まり次第、参列者への連絡をおこないす。
②通夜〜告別式
通夜と告別式のいずれも以下の流れで進行することがほとんどです(仏式の場合)。
1.開式 2.導師入場 3.読経 4.お焼香 5.導師退場 6.閉式
加えて告別式の際には、棺を囲んでのお花入れや喪主の挨拶などをおこないます。
③出棺〜ご火葬
1.出棺 2.火葬場到着 3.お焼香 4.ご火葬 5.収骨
新型コロナウイルス蔓延前には出棺の際には喪主または喪主に準ずる方が霊柩車に乗り、続いてマイクロバスや自家用車で一緒に同行します。また、火葬中や収骨後に精進落としの会食の席が設けられることが多いです。
新型コロナウイルス蔓延中の現在は霊柩車への同乗を見合わせる場合や、火葬中や収骨後の精進落としの会食の席に、アルコール飲料は不可とするなど、各自治体の指導を下に一定の制約を設けて実施されています。
家族葬メリット・デメリット
メリット
- ・故人とのお別れの時間をゆっくり過ごせる
- ・故人を知らない「義理参り」の参加者への対応に気を遣う必要がない
- ・参列者の人数や掛かる費用の予測がしやすい
家族葬は故人と関係の深い方々だけでおこなうため、次々と来られる参列者への対応に追われることがありません。結果として一般葬と比べると、家族を中心にゆっくりとしたお葬式をあげることが可能です。また、通夜振舞いや精進落としの会食などの料理、香典返しの品物の準備などは、あらかじめ参列される方の人数分だけの準備で済むため、想定より費用が掛かってしまうといったことが起こりにくいでしょう。
デメリット
- ・お葬式後の参列者の対応に負担がかかる
- ・ご親族の理解が得られないこともある
- ・お香典が少なくなるため、一般葬と費用負担があまり変わらないこともある
故人の不幸をお葬式の後に知った方の中には「一言お悔やみの言葉をかけてお線香でお参りしたい」と考える方もいらっしゃいます。特に付き合いが広い場合は、五月雨式に毎日のように自宅への訪問者が絶えないという状況に陥る可能性も出てきてしまいます。
家族葬の注意点
お見積もりのトラブル
葬儀の打ち合わせ時には喪主だけではなく、家族も同席したうえで進めることが望ましいでしょう。火葬枠の空き状況等で昨今逝去後、翌日がお通夜をする場合は少なくなりました。そのため時間的な余裕が出来ました。また、事前相談を活用して、葬儀に掛かる費用をあらかじめ知っておくことも有効的です。
お葬式前後の対応
お葬式の『前』
地域によってお葬式に対する考え方は異なります。そのため、中には家族葬という形式に対して理解を示してくれないような方もいらっしゃるでしょう。ご本人の意思もしっかりと確認した上で、こちらも事前の早い段階で親族間の合意を得ておくといったことが必要です。準備をする代表的な項目
- 1、生前に故人の遺志を確認しておく。
- 2、親族間で「〇〇家の家族葬」はどうするか決めておく。
- 3、亡くなったら、ご遺体は葬儀社で預かりか自宅または親族宅に戻すか。
→集合住宅、お一人様の場合など故人の住環境は、選択時の判断材料になる - 4、写真を決める。できれば、だれがどこに保管するかまで決めておく。デジタルデーターはバックアップをしておく。
- 5、どこで葬儀を行うか決めておく。
- 6、葬儀を知らせる範囲を決めておく。
- 7、故人と死亡届の届出人の本籍地、本籍筆頭者を調べておく。
お葬式の『後』
故人の過去について知る機会を逃すことも
人は社会と関わる上で血縁(家族)、地縁(地域)、社縁(会社)とそれぞれ別の振る舞いをして生きています。 参列者の方は、一言お悔やみを伝いたい気持ちがあります
例えば、
「故人より以前に他界した、父の葬儀にご供花やお香典をいただいた。」
「生前中に職場でお世話になった。」
「趣味の会でお世話になった。」
「町内の自治会でお世話になった。」
「仲人をしてもらった。」
等々 故人より受けた御恩や思いをお返しするなど、様々なお気持ちで参列されます。 その場面、場面で故人の過去についての話をたくさん聞くことが出来ます。一方で近親者が中心となった家族葬では、こうした「家族も知らない一面」を聞く機会を得ることは少なくなってしまうでしょう。
[24時間年中無休]
お気軽にご連絡下さい。
0120-310-866