葬儀にまつわるコラム

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死期が近い人の目の特徴とは?言動や身体的症状の変化も解説

2025.01.09

死期が近い人の目には、特徴的な変化が表れます。 目だけでなく、言動や身体的症状にも変化が生じることが多く、戸惑ってしまうかもしれません。 しかし、死期が近い人の変化を感じられるということは、大切な人との貴重な最後の時間を悔いなく過ごせるということでもあります。

大切な人やご家族の最後を見届けるためにも、ご本人の変化を感じられないか、落ち着いて見守りましょう。今回は、死期が近い人の目の特徴を解説します。 死期が近い人の言動や身体的症状の変化の特徴、死期が近いと感じる人にできることも解説するので、ご参考にしてください。

死期が近い人の目の特徴

死期が近い人の目の特徴は、目の力がなくなることです。 目の焦点が合わなくなったり、目の色が濁り涙が浮かぶようになったりすることもあります。 死期が近い人の目の特徴を詳しく解説します。

目の力がなくなる

死期が近くなると、エネルギーの減少や身体の機能低下などにより、目の力が弱まっていきます。 筋肉の衰えによって、目を開けたまま眠ってしまうこともあるようです。目の輝きが薄くなり、見開く力が低下している状態は、命の灯火が弱まっているサインかもしれません。

目の焦点が合わなくなる

ご本人の目を見つめても目が合う感覚がなく、ぼーっと遠くを見つめているような状態になるのも、死期が近い人の目の特徴といえます。黒目がぐるぐると焦点の合わないまま動いたり、白目を剥いているような状態になったりすることもあります。目の焦点が合わなくなっても、意識はあり声かけは聞こえている可能性が高いため、ご本人に話しかけることは諦めないようにしましょう。

目の色が濁り涙が浮かぶ

死期が近くなると、目の色が濁り、常に涙が浮かんでいるような状態になることもあります。目が落ちくぼんだような状態になるのも、死期が近い人の目の特徴です。 突然、目を見開くような仕草があることもあります。

死期が近い人の言動の特徴

死期が近い人の言動の特徴としてよく見受けられるのは、感謝の言葉が増えることです。普段とは変わった言動をするようになったり、人間関係や物の整理を始めるようになったりすることもあります。 死期が近い人の言動の特徴を詳しく解説します。

感謝の言葉が増える

いつもお世話になっている親しい家族や友人に、「ありがとう」と素直に感謝の気持ちを伝える機会はあまりないものです。人は、自分の死期が近づくと、大切な人に対して感謝の言葉が自然と浮かぶことが多いようです。

「いつも本当にありがとう」や「あのときはお世話になったね」など、 過去のことも含めて感謝の言葉が増えた場合、死期が近づいているサインかもしれません。感謝の言葉を突然伝えられると気恥ずかしくなってしまうものですが、最後の言葉になるかもしれないと考え、素直に受け入れることが大切です。

普段とは変わった言動をする

感謝の気持ちを周りに伝えることもそうですが、頑固な人が突然穏やかになるなど、死期が近くなると普段とは変わった言動をするようになる人もいるようです。死期が近づいていることで、 本来の自分を取り戻したり、仏様になる準備を進めていたりするためだという説があります。

普段と変わった言動をされると驚いて困惑してしまいますが、なるべくご本人の意向を尊重し、要望などがあればできる範囲で応じるようにしましょう。

人間関係や物の整理を始める

人間関係や物の整理など、身辺整理を始めるのも死期が近い人の特徴といえます。 人は、身の回りをきれいにしてから旅立っていきたいと思う傾向があるようです。大切にしていたものを手放そうとしたり、遺産相続に関しての相談があったりした場合、潜在的にご自分の死期が近いことを感じられているのかもしれません。

死期が近い人の身体的症状の特徴

死期が近い人の身体的症状の特徴は、体臭の変化や食事や水分摂取量の減少です。手足が冷たくなる、呼吸の仕方が大きくなる、意識が混濁する、といった症状が表れることもあります。死期が近い人の身体的症状の特徴を詳しく解説します。

体臭が変化する

死期が近くなると、身体のさまざまな機能が低下するため、体臭が変化することがあります。理由は判明していませんが、甘い匂いや線香のような匂いがすることが多いようです。闘病による内臓機能の低下によって、独特な異臭が発生することもあります。

食事や水分摂取量が減る

死期が近くなると、エネルギーが減少するため、食事や水分摂取をするのが難しくなります。意識がはっきりとある場合は、食べたいものや飲みたいものを尋ねて、 医師と相談しながらなるべく好きなものを摂取できるようにしてあげましょう。

手足が冷たくなる

死期が近くなると、血液の循環機能や心機能が低下するため、手足が冷たくなります。肌の色や爪の先が、紫色になることもあるようです。あたためてあげたいと布団をかぶせてあげたくなりますが、重みが負担とならないように落ち着いて見守るようにしましょう。

呼吸の仕方が大きくなる

死期が近くなると、心肺機能が低下するため、うまく呼吸をするのが難しくなります。突然、呼吸の仕方が大きくなったり、反対に弱々しく浅くなったりすることがあります。呼吸音がゴロゴロとした音に変わったときは、 心の準備が必要かもしれません。

意識が混濁する

死期が近くなると、脳機能も低下し、意識が混濁するようになります。意思疎通ができなくなったり、支離滅裂なことを言い出したりすることがあります。幻想や幻覚がみられるようになることもありますが、なるべくご本人の言うことに耳を傾け、安心させてあげることが大切です。

家族の声かけや話の内容はしっかりと届いている可能性が高いため、最後まで諦めずに優しく話しかけるようにしましょう。

死期が近いと感じる人にできること

死期が近いと感じる人にできることは、傍に寄り添うことです。身体機能が低下し、意識が朦朧としていても、ご家族の言葉は届いている可能性が高いといえます。手を握り優しく話しかけ、意思疎通ができる場合は、ご本人の望むことに耳を傾けるようにしましょう。

悲しみのあまり涙が止まらず、うまく最後に話ができなかったと後悔される方もいます。しかし、 自分のために涙を流して悲しんでくれる人がいるというのは、ご本人にとってとても幸せなことでもあります。うまく言葉にして伝えられなくても、感謝の気持ちは充分に伝わるはずです。何もできないなどとは思わず、心から湧き出る感情を大切にして、最後の時間を穏やかに過ごせるようにしましょう。

死が近い人の特徴的な変化に気を配り悔いのない時間を(まとめ)

死期が近い人には、身体的にも精神的にもさまざまな変化が生まれます。 闘病中などでなくても、潜在的に自分の死期が近いことを感じている人も少なくなく、突然感謝の言葉を述べたり普段とは違う行動をしたり、家族や周囲の人は驚いてしまうかもしれません。

身体的な症状もショッキングな状態を目にすることがあるかと思いますが、ご本人は最後まで一生懸命に命を全うしようと闘っているはずです。ご本人の意思を尊重しながら、ご家族や周囲の人は最後まであきらめず、少しでも穏やかな時間を過ごせるように優しく話しかけ見守るようにしましょう。

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