葬儀にまつわるコラム

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神奈川県内にある火葬場について特徴や火葬料金をご紹介します

2022.12.31

神奈川県内の火葬場には、民間企業が運営している火葬場が2箇所と自治体が公費で運営している火葬場18箇所が存在しています。数を比較して分かる通り、火葬場は東京23区内を例外としてほとんどが公営となっており、故人の居住地に住民票があれば火葬料金の負担を抑えることが可能です。また、故人に限らず喪主や家族が住んでいる地域で火葬する場合であっても、基本的には市民料金が適用されます。

ただし、公営の火葬場は対象者の適用条件などがそれぞれ異なることがあるため、事前に利用可能かどうかを確認しておく必要があるでしょう。そこで今回は、公営火葬場を利用する際の注意点も含め、神奈川県内にある各火葬場に関する特徴や火葬料金についてご紹介をいたします。

火葬場は民営と公営の2種類ある

神奈川県内にある火葬場について、横浜市の西寺尾火葬場と逗子市の誠行社斎場が民営となっていますが、それ以外は全て公営の火葬場となっています。民営と公営で大きく違うのは火葬料金ですが、公営であっても各自治体によって料金が異なります。それぞれの火葬料金と特徴について順番に見ていきましょう。

神奈川県内の火葬場について

横浜市

・戸塚斎場 火葬料:12,000円(市民)
踊場駅(市営地下鉄ブルーライン)から徒歩15分ほどの距離に位置している火葬場です。1階ホールと2階ホールにそれぞれ併設の式場もあり、葬儀と火葬を同斎場内にて執り行うことも出来ます。

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戸塚斎場

・横浜市北部斎場 火葬料:12,000円(市民)
最寄駅としては十日市場駅(JR横浜線)で、市営バスに乗り継いで向かう必要があります。火葬炉を16基備えた横浜市内最大級の火葬場となっており、併設式場も4ホールあるため、多くの市民の方にご利用されています。

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北部斎場

・横浜市南部斎場 火葬料:12,000円(市民)
最寄駅としては金沢八景駅(京浜急行線)で、神奈川中央交通バスまたは京浜急行バスに乗り継いでいく必要があります。1階と2階でそれぞれ広さの違う式場が併設されており、人数の規模に応じて式を執り行うことも可能です。

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南部斎場

・久保山斎場 火葬料:12,000円(市民)
JR横須賀線「保土ヶ谷駅」、京浜急行「黄金町駅」から火葬場へ向かうバスが出ています。市営の斎場ですが、他の3斎場とは違って式場が併設されておらず、火葬の受け入れのみをおこなっている点が特徴です。

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久保山斎場

・西寺尾火葬場 火葬料:56,000円(最上等)
妙蓮寺駅(東急東横線)から徒歩8分とアクセスの良い場所に位置しています。併設式場を利用して式を執り行うことも可能ですが、民営斎場となっており利用料金等が大きく異なるため注意が必要です。

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西寺尾会堂

川崎市

・かわさき北部斎苑 火葬料:6,750円(市民)
津田山駅(JR南武線)から徒歩7分とアクセスの良い場所に位置しています。広さの異なる併設式場が3式場あり、家族葬から一般葬に至るまで参列規模に応じた式を執り行うことも可能です。

・かわさき南部斎苑 火葬料:6,750円(市民)
最寄駅としては川崎駅ですが、降車後にバスへの乗り継ぎをおこなう必要があります。北部斎苑と同様に広さの異なる併設式場が4つあり、移動の負担なく参列規模に応じた式を執り行うことも可能です。

大和市

・大和斎場 火葬料:10,000円(市民)
大和市・海老名市・座間市・綾瀬市の4つの市が運営している火葬場で、各自治体に住民票がある場合にのみ市民料金にてご火葬をすることが出来ます。併設式場も4式場あり、家族葬から一般葬まで形式に応じた式を執り行うことも可能です。

厚木市

・厚木市斎場 火葬料:10,000円(市民)
敷地面積が86,600平方メートルと広大な敷地内に建っており、緑の樹々に囲まれた近代的な火葬場となっています。併設式場が2式場あり、式から火葬までを1箇所にて執り行うことも可能です。

相模原市

・相模原市営斎場 火葬料:6,000円(市民)
最寄駅としては古淵駅(JR横浜線)で、徒歩約12分の場所に位置しています。大小で広さの異なる併設式場が2つあり、参列規模に応じた式を執り行うことが出来る火葬場です。

横須賀市

・横須賀市立中央斎場 火葬料:10,000円(市民)
京浜急行の「汐入駅」から火葬場へ向かうバスが出ています。横須賀市が運営する公営斎場ですが、併設式場はなく、あくまで火葬の受け入れのみをおこなっている火葬場となっています。

平塚市

・平塚市聖苑 火葬料:無料(市民)
JR「平塚駅」、小田急線「本厚木駅」からそれぞれバスが出ています。公営ですが併設式場はなく、外部からの火葬受け入れのみをおこなっている火葬場です。

藤沢市

・藤沢聖苑 火葬料:10,000円(市民)
JR東海道線「藤沢駅」から火葬場へ向かうバスが出ています。大きさの異なる併設式場が3つあり、各葬儀形式や規模に応じた式を執り行うことも可能です。

茅ヶ崎市

・茅ヶ崎市斎場 火葬料:無料(市民)
茅ヶ崎市に住民票がある場合には火葬料金が無料となります。併設式場を全室、または半室でそれぞれ利用可能で、式から火葬までを1箇所にて執り行うこともできます。

小田原市

・小田原市斎場 火葬料:12,000円(市民)
火葬炉を9基備えた近代的な造りの建物が特徴の火葬場です。公営ですが併設式場はなく、外部からの火葬受け入れのみをおこなっている火葬場となっています。

三浦市

・三浦市火葬場 火葬料:8,000円(市民)
最寄り駅は京急線「三崎口駅」ですが、タクシーやバスの利用が必要です。三浦市が運営する公営斎場ですが、併設式場はなく、あくまで火葬の受け入れのみをおこなっています。

秦野市

・秦野斎場 火葬料:11,000円(市民)
火葬需要の増加に伴い火葬炉の増築や建物などのリニューアルをおこなっており、併設式場はないものの、近代的な外観と内装の火葬場となっている点が特徴です。

愛川町

・愛川聖苑 火葬料:8,000円(市民)
小田急線「本厚木駅」からタクシーでの移動が必要な場所に位置しています。併設式場が利用可能なほか、動物炉があるためペットの火葬などにも対応しているのが特徴です。

真鶴町

・真鶴聖苑 火葬料:無料(市民)
JR「真鶴駅」から徒歩8分とアクセスの良い場所に位置しています。市民は無料にて火葬を執り行うことが出来ますが、併設式場等はありません。

逗子市

・誠行社斎場 火葬料:50,000円
(逗子・鎌倉・葉山町民)民営の火葬場ですが、逗子・鎌倉・葉山町民のみ50,000円、他区域は70,000円の火葬料金設定になっています。大きさの異なる併設式場も3つあり、規模や形式に応じた式を執り行うことも可能です。

公営火葬場を利用する際の注意点

公営火葬場については管理している自治体に住民票があるかどうかで利用の可否が変わってきます。その場合の対象者について、故人のみの場合もあれば、故人から見て○親等以内までといった場合もあるため注意が必要です。 市民料金と市民外料金では数万円もの差額が発生することもあるため、自身や家族が適用の対象になるかどうかは事前に確認しておくと安心です。

まとめ

神奈川県内では西寺尾会堂(横浜市)と誠行社斎場(逗子市)の2箇所だけが民営火葬場となっており、それ以外の18箇所の火葬場についてはすべて自治体が管理している公営の火葬場です。公営であってもそれぞれ火葬料金が一律で定められているというわけではなく、市民は無料としている火葬場もあれば、12,000円程度と設定されている火葬場もあります。

また、各火葬場によって市民料金での利用ができるかどうかの適用条件などが異なる場合もあります。 そのため、いざというタイミングを迎えてからではなく、生前のうちから葬儀社への事前相談をしておくなどして、自身や家族が居住している区域内にある火葬場について詳細を確認しておくと安心です。

お葬式のご相談は、横浜祭典にご連絡(0120-310-866)ください。横浜市神奈川区都筑区に直営式場もございます。随時内覧も可能です。

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