葬儀にまつわるコラム

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葬儀の受付の挨拶例文7つ!知っておきたい流れも解説

2024.07.02

葬儀の受付では、参列者を迎えて一人一人に挨拶をします。 葬儀の受付での挨拶は、故人への敬意と参列者への思いやりを伝える、重要なものです。 受付は、葬儀を円滑に進めるための最初の窓口でもあります。 挨拶は丁寧かつ失礼のないように、参列者に安心して葬儀に参列してもらえるよう、努めなくてはなりません。

今回は、葬儀の受付の挨拶例文7つを紹介します。 葬儀の受付の基本、受付挨拶をするときの注意点、担当する前に知っておきたい流れも解説するので、ご参考にしてみてください。

葬儀の受付とは

葬儀の受付の役割は、単に参列者を受け付けることだけではありません。 遺族の負担軽減、参列者への配慮、香典などに関するトラブルの防止など、さまざまな重要な役割を担っています。

参列者からの香典を預かったり会場案内を促したり、葬儀を円滑に進めるための対応を行う場所です。 何かトラブルが起きたときは遺族の指示に従って、臨機応変に対応することも求められます。

葬儀の受付の挨拶例文7つ

葬儀の受付の挨拶では、遺族の思いを代弁したり参列者への配慮を示したり、さまざまな形があります。 一般的な挨拶例文を基本とし、参列者との関係性やそのときの状況などによって、柔軟に挨拶内容を変えられるように準備しておけると安心です。

葬儀の受付の挨拶例文7つを紹介します。

一般的な挨拶例文

本日はご参列いただき、誠にありがとうございます。こちらにご記帳をお願いいたします。

感謝の意を示す挨拶例文

本日はご多忙の中お越しいただき、誠にありがとうございます。こちらにご記帳をお願い申し上げます。

天候に言及する挨拶例文

本日はお足元の悪い中、お越しいただきましてありがとうございます。こちらでご記帳をお願いしております。

遺族の思いを代弁する挨拶例文

本日はご参列いただき、遺族一同心より感謝申し上げます。こちらでご記帳をお願いしております。

参列者への配慮を示す挨拶例文

本日はご参列いただき、誠にありがとうございます。こちらにご記帳をお願いいたします。何かお困りのことがございましたら、ご遠慮なくお知らせください。

慰めの言葉を含む挨拶例文

本日はお越しいただき、誠にありがとうございます。こちらにご記帳をお願いいたします。みなさまのお気持ちを心より感謝申し上げます。

故人を偲ぶ言葉を伝える挨拶例文

本日はご参列いただき、誠にありがとうございます。故人もきっと喜んでいることと思います。こちらにご記帳をお願いいたします。

葬儀の受付挨拶をするときの注意点

葬儀の受付挨拶をするときの注意点は、遺族の気持ちに寄り添い、参列者に温かい印象を与えられるよう配慮することです。 落ち着いた雰囲気で丁寧な言葉遣いを心がけ、遺族や参列者を不快にさせるような振る舞いをしないように気をつけましょう。

挨拶をするときは落ち着いた声でゆっくりと話すようにし、明るすぎる声や大きな声は控えるのがマナーです。 笑顔や明るい表情も避け、弔事の場にふさわしいように、真剣な表情で参列者と向き合います。

また、受付は葬儀の最初の窓口であり、参列者を迎える場所であるため、服装やヘアメイクなどのマナーも徹底するようにしましょう。

葬儀の受付を担当する前に知っておきたい流れ

葬儀の受付では、参列者への挨拶や芳名帳への記帳促し、香典の受け取りなど、担当する業務がたくさんあります。 円滑に進めるためにも、葬儀の受付の流れを事前に確認しておくと安心です。 葬儀の受付を担当する前に知っておきたい流れを紹介します。

受付の準備をする

まずは、受付業務の準備をします。 受付で対応することの確認や必要なものの設置、参列者の名簿チェックなど、入念に事前確認しましょう。 参列者に何を聞かれても答えられるように、葬儀の流れや時間、お手洗いの場所まで確認しておけると安心です。

受付挨拶をして芳名帳への記帳を促す

参列者が来たら、丁寧に一礼をしてから挨拶をします。 葬儀の受付の基本的な挨拶例文は、以下のとおりです。

「本日はご参列いただき、誠にありがとうございます。こちらにご記帳をお願いいたします。」

参列者との関係性やそのときの状況などによって、加えて感謝の意を述べたり、遺族の思いを代弁したり、臨機応変に対応できるようにしておきましょう。 参列者には芳名帳への記帳を促し、その場で書いてもらいます。

香典を受け取る

参列者からの香典は両手で受け取り、一礼します。 「お預かりいたします。ありがとうございます。」などとお伝えしましょう。 香典は会計係に渡しますが、参列者がいる前ですぐに渡すのはマナー違反です。 参列者が受付から離れたタイミングで、会計係に渡すようにします。

返礼品を渡す

香典を受け取ったあとは、参列者に返礼品を渡します。 「こちらをお持ちください」などの言葉を添え、両手で丁寧に渡します。 受付ではなく、葬儀の最後に渡すケースもあります。

会場へ案内する

参列者に「こちらからどうぞ」などと葬儀の会場の入口を示して、案内をします。 会場への案内は受付担当者ではなく、葬儀社のスタッフが行うこともあります。 受付が担当する場合は、受付台からは出ずに、ゆっくり丁寧に会場の入り口の方向を手で示すようにしましょう。

香典を会計係に渡す

参列者が受付を離れたタイミングで、香典を会計係に渡します。 香典泥棒などの被害に遭わないように、また疑われることがないように、お金の取り扱いには厳重に注意しましょう。

葬儀の受付の挨拶は例文を参考に臨機応変に考えよう(まとめ)

葬儀の受付は、葬儀の最初の窓口となる重要な任務です。 葬儀の受付の役割は、参列者を温かく迎え、葬儀が円滑に進むように案内することです。 受付挨拶では、故人への敬意と参列者への思いやりを伝えるようにしましょう。

芳名帳への記帳促し、香典の受け取り、返礼品のお渡しなど、受付で行う業務はたくさんあります。弔事の場にふさわしいように、明るく振る舞うことは避け、服装やヘアメイクなどのマナーにも気をつけることが大切です。

葬儀の受付の挨拶を考えるときは例文を参考にして、参列者との関係性やそのときの状況などによって、臨機応変に対応できるよう準備しておけると安心です。

お葬式のご相談は、横浜祭典にご連絡(0120-310-866)ください。横浜市神奈川区都筑区に直営式場もございます。随時内覧も可能です。

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