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家族葬のお香典金額とお返しマナーを詳しく解説!

2021.05.11

葬儀用の袱紗と数珠

家族葬のお香典の相場金額は?

家族葬であっても、基本的には一般葬と同様に参列者はお香典を持参することが望ましいです。故人との関係性や地域によっても相場金額は異なりますが、一般的には以下の金額で持参されることが多いです。

一般的なお香典の相場

  • 1. 両親:50,000円~100,000円
  • 2. 孫・故人の兄弟:30,000円~50,000円
  • 3. 親戚:10,000円~50,000円
  • 4. 友人・知人:5,000円〜10,000円
  • 5. 会社関係・近所など:3,000円〜5,000円

このように、親族においては血縁の深さによって金額が大きく変わっています。また、一般の参列者は概ね10,000円以内の金額になることが多く、生前の関係や付き合いなどによって変わってきます。

もちろんお香典はあくまでも包む側にとっての気持ちを表すものなので、必ずしも相場どおりの金額を包まなくてはならないということではありません。遠縁ではあるものの生前特に親しくしていたり、残された遺族がまだ若い年齢であるといった状況では多く包む場合などもあるでしょう。

相場はあくまでも参考値として考え、実際には受け取る側の気持ちになって、気を遣わせない程度の金額で包むことをおすすめいたします。

不祝儀袋の表書きや金額に関するマナーとは?

葬儀に持参する不祝儀袋では宗教や宗派ごとに表書きの表記が異なります。

  • 1. 【仏教】「御霊前」「御仏前(浄土真宗のみ)」
  • 2. 【神道】「御玉串料」「御榊料」「御神前」
  • 3. 【キリスト教】「御花料」「お花料」

このように形式上は決まっているものの、実際には斎場に到着するまでは宗教や宗派が分からないことのほうが多いため、もしも迷った場合には「御霊前」のものにしておけば間違いはありません。

名前や金額を書く際は、「涙で墨が滲んだ」「墨をする時間がなかった」といった家族への思いやりの気持ちを表すためにも、薄墨のペンや筆を使うことがマナーとなっています。結婚式などの慶事ごととは違い、新札ではなく旧札を入れる(新札の場合でも一度折り目を付ければ問題ありません)のも「急なことで準備が間に合わなかった」という意味合いからきている風習です。

他にも香典として入れる金額に関するマナーもあります。それは「4」や「9」が付く数字では入れないといったものです。これは日本語の「死」や「苦」の言葉を連想させるためとされています。また「割り切れる偶数の金額」も避けられることが多く、「20,000円」や「40,000円」ではなく「10,000円」や「30,000円」といった奇数の金額を包むといったマナーもあります。

非常に細かい部分であり、遺族もそこまで見ていないと思われるかもしれませんが、一般葬とは違い家族葬はお香典の総数も少なく、ひとつひとつのお香典についてつい目に入ってくるものです。他の方がマナーに準じてお香典を出されている場合には、特に気を遣っていないものが目立ってしまうことも考えられますので、最低限のマナーはおさえておく必要があるでしょう。

香典辞退の場合はどうするべきか

家族葬の場合には、参列者への負担を考えてあらかじめお香典を辞退されていることもあります。事前に遺族から「香典辞退」のという意向がある場合には、原則としてお香典を持っていく必要はありません。

日本人の気質として、「そうは言っても気持ちだから…」と無理に渡そうとしてしまう方や「自分の葬儀の時には渡してくれたから何だか申し訳ない…」と感じる方もいらっしゃいますが、この場合は遺族の気持ちを尊重することが大事です。

最近は特に家族葬における「香典辞退」を選択される遺族の方も増えてきています。とはいえ、事前の連絡が行き届かない場合などもあり、実際に斎場へ到着するまで状況が分からないようなケースもあるでしょう。その場合は、念のためお香典の用意だけはしておくことで、到着後に受付や周りの状況から渡すべきかどうかの判断をすることができるため安心です。

逆に家族葬だからといってお香典を持参せずに来てしまったものの、実はお香典の受付があったという場合もあります。そうした場合でも、葬儀社のスタッフに声をかけることで、すぐに用意をしてくれたり、付近のコンビニなどの案内をしてくれることがほとんどなので、特に慌てる必要はありません。

葬儀後にお香典を渡してもいい?

家族葬では参列者も限られるため、たとえ故人との付き合いがあった方でも全員に声がかかるとも限りません。葬儀後になってから直接連絡を受けたり、事後通知のハガキなどで知らされるような場合もあります。そうした訃報を聞いてしまうと、葬儀には参列できなかったものの、せめてお香典だけは渡したいと考える方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、自宅への弔問の可否も含め、基本的には事前に遺族の意向を伺ってから決めるようにすることが望ましいです。式を家族葬で執り行ったとしても、遺族の身体的・心理的負担は大きく、特に葬儀後は疲れが急に出てしまう期間でもあります。無理にお香典を渡そうとしてしまったり、自宅へ伺って長時間滞在するようなことは、かえって遺族に気を遣わせてしまうことになりますので、あらかじめ電話などで確認をとっておくことが必要です。

どうしても気持ちを伝えたいという場合には、手紙などで一言気持ちを伝えるといった方法でも十分に気持ちは伝わります。あくまでも遺族の気持ちを最大限配慮した対応を心がけることを意識することが大切です。

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お香典を受け取る場合はお返しが必要

家族葬では一般葬とは違い、遺族がお香典辞退をされるケースがあります。その際、基本的にはお香典返しを用意する必要はありませんが、お香典を受け取る場合には当然用意が必要になってきます。また参列者から頂くお香典に対してだけでなく、親族や親戚からのお香典に対してもお返しは必要です。

特に最近のコロナ禍においては、家族葬であっても通夜振る舞いなどの会食の席が自粛されることが多くなってきました。参列をしてくれた方に対して食事の用意ができないという事情から、お礼の気持ちとしてしっかりとした返礼品を準備して持ち帰ってもらおうと考える遺族の方も増えています。

お葬式におけるお香典返しの渡し方

お香典返しには、大きく分けて2パターンのお渡しの方法があります。お返しの品物の費用相場は、お香典金額の「半分〜3分の1程度」とされており、状況によってどちらの返し方を選んだほうがよいのかが変わってきますので、それぞれ順番に見ていきましょう。

1即日返し

お通夜や告別式を行った当日に、その場ですぐにお香典返しをお渡しする方法です。頂いた金額をすぐ受付で確認するといったことができないため、基本的に一律同じ費用の返礼品を用意しておきます。遺族としては一回のお渡しでやり取りが完結するため、気持ちの負担や手間が少なく済むというメリットがあります。そのため最近のお葬式では、一般葬を含めこちらの即日返しを選ばれることがほとんどです。

2後返し

お通夜や告別式の当日は品物を渡さず(もしくはハンカチなどの会葬御礼品だけ渡す)、四十九日法要が終わったあとに正式なお香典返しをお渡しする方法です。一昔前はこちらの返し方をされる方が多くいらっしゃいました。メリットとしては、頂いた金額によって品物を出し分けることができるため、参列者に対してより丁寧なお返しが可能になるという点です。ただし参列人数が多くなればなるほど、遺族側の対応が大変になってしまうというデメリットもあります。

ただし、お香典返しの方法に関しては地域や風習によって考え方が大きく異なる場合もあります。自身の居住している場所ではどのような形式でお返しをされているのか分からない方は、葬儀社のスタッフなどに事前に聞くようにしておくとよいでしょう。

会葬礼状

会葬礼状には遺族の代表者と故人の名前を入れる

通常お香典返しの品物は、生前中にお世話になったことに対して、また斎場まで足を運んでくれたお礼の気持ちを記した会葬礼状を一緒に挟んで渡されます。なお後返しの方法でお香典返しをする場合には「四十九日法要が無事済みました」という内容も併記されることが一般的です。

会葬礼状は亡くなった故人に代わって遺族がお礼を述べる内容になるため、必ず故人の名前と遺族の代表者(基本的には喪主)の名前が入るようになります。また「重ね言葉を使わない」「句読点を使わない」などのマナーがあるため、基本的には葬儀社のほうである程度決まった形式での会葬礼状を作成します。

ですが家族葬は近しい関係の方が参列するため、最近ではオリジナルの会葬礼状を作成するサービスも増えてきました。オリジナルの会葬礼状とは、故人がこれまでどのような人生を歩んできたのか、家族とどういった思い出を残してきたのかなど、人柄が分かるようなエピソードを内容に盛り込んだ礼状のことです。こういったサービスを利用して、また違った形で参列者へのお礼の気持ちを伝えることもできますので、気になる方はぜひ検討をしてみてもよいでしょう。

参列者にはどんなお香典返しが好まれる?

お香典返しの品物に関しては、一般的に「残らないもの」を渡すことが多いです。これは「亡くなった悲しみを引きずらないようにする」という意味合いからきている昔ながらの風習でもあります。そのため、お茶や海苔・梅干しなどは返礼品としてよく選ばれる品物です。昔はこういった返礼品が無難であるためによく選ばれたのですが、近年はライフスタイルが多様化しており、こういった一般的に無難とされるものが、むしろ参列者にとってあまり歓迎されないということもあります。

そうした背景から、最近では有名店が取り扱っているようなコーヒーや紅茶・洋菓子などが入ったセットを選ばれる方も増えてきました。他にも、日常的に使用ができるような洗剤や石鹸、日持ちのするレトルト食品などを選ぶ方もいらっしゃいます。また、結婚式などで利用をされているようなものと同様に、お香典返しの品物に特化したカタログギフトなどもあります。

もちろん地域によってはお渡しする定番の品物が異なっていたり、あるいは参列する年齢層や人数などによっても品物の種類は考える必要がありますが、昔と比べても遺族にとっては様々な選択肢が増えてきている状況にあるといえるでしょう。

まとめ

家族葬であっても香典辞退をされない場合は、お返しは必要です。ですが昔と比べて考え方やお返しの方法も変化しており、返礼品を決めるだけであっても様々な選択肢があります。また、昔からの風習に基づくマナーも多数存在しており、戸惑う方もいらっしゃるかもしれません。そうした場合は葬儀社のスタッフに確認をして、家族間でも事前の相談をすることでスムーズに決めることができます。

お葬式のご相談は、横浜祭典にご連絡(0120-310-866)ください。横浜市神奈川区都筑区東京都町田市に直営式場もございます。随時内覧も可能です。

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