葬儀にまつわるコラム

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亡くなった時の挨拶はどのようにかける?メールでの例文も掲載

2025.07.10

身内が亡くなった人に言葉をかけるとき、どのように挨拶するべきか悩まれる方は多いかと思います。 「ご愁傷様です」や「お悔やみ申し上げます」といったお悔やみの言葉をかけるのが一般的ですが、故人様との関係性や状況によっては、配慮が必要なこともあります。 また、近年はメールで訃報連絡をするケースが増えているため、どのような文章で返信をするべきかも悩ましいところです。

今回は、亡くなった時の挨拶はどのようにかけるべきかを解説します。 身内が亡くなった人にかける言葉のメール例文も紹介するので、ご参考にしてみてください。

【お悔やみの言葉】亡くなった時の挨拶の基本

弔事では、身内が亡くなった人すなわちご遺族に対して、お悔やみの言葉を述べます。 ただし、お悔やみの言葉や挨拶の内容は、故人様やご遺族との関係性、弔事の種類や状況などによって配慮することが大切です。亡くなった時の挨拶の基本を弔事の状況別に解説します。

弔問

ご遺族のお宅へ弔問に伺うときは、「この度は、心よりお悔やみ申し上げます」と、静かに故人様への哀悼の意を伝えましょう。 続けて、「大変な時に、お邪魔して申し訳ございません」と、ご遺族への配慮の言葉を添えるようにします。故人様との思い出を語る場合は、ご遺族の負担にならないように簡潔に、なるべく明るいエピソードをお話ししましょう。

長居はせず、ご遺族が休める時間を確保できるよう、配慮することも大切です。 故人様のご遺体と対面する機会があれば、合掌して一礼し、「安らかなご永眠をお祈りいたします」と、心の中で祈りを捧げましょう。

通夜・葬儀

通夜や葬儀に参列するときは、「この度は、ご愁傷様です」と述べ、深く一礼をしましょう。 ご遺族に直接お声かけをする機会があれば、「お疲れが出ませんように」、「何か私にできることがあれば、いつでもお声がけください」など、気遣いの言葉を添えると、ご遺族の心に寄り添うことができるかもしれません。故人様との思い出話は通夜や葬儀の場では避け、通夜振る舞いの席などで、明るく簡潔に話すのが適切です。

電話・メール

電話やメールで訃報連絡を受けた場合や、遠方で弔問や通夜・葬儀への参列が難しい場合は、電話やメールでお悔やみの言葉を伝えましょう。 電話の場合は、「突然のことで、大変驚いております。心よりお悔やみ申し上げます。」と、動揺を伝えつつ弔意を表します。 ご遺族の状況を察し、長電話にならないよう配慮しましょう。

メールの場合は、件名に「お悔やみ申し上げます(〇〇より)」と明記し、簡潔に哀悼の意を伝えます。 「取り急ぎメールにて失礼いたします」と、一言添えるのがマナーです。後日、改めて弔電や弔問を検討している旨を伝えるのも良いでしょう。

身内が亡くなった人にかける言葉のメール例文

身内が亡くなった人から訃報連絡などがメールであった場合は、落ち着いて返信することが大切です。 故人様を偲び、ご遺族の気持ちに寄り添う内容となるよう配慮しましょう。 身内が亡くなった人にかける言葉のメール例文を紹介します。

心に寄り添うシンプルな言葉

△△様

この度は〇〇様のご逝去の報に接し 心よりお悔やみ申し上げます

突然のことでどれほどお力落としのことかと存じます

今はただお悔やみ申し上げることしかできませんが 
どうぞご無理なさらないでください 心よりご冥福をお祈りいたします

取り急ぎメールにて失礼いたします

××(ご自分のお名前)

故人様への感謝を伝える言葉

△△様

この度は 〇〇様のご逝去の報に接し 心よりお悔やみ申し上げます

〇〇様には生前大変お世話になりました

心から感謝申し上げます

特に〇〇様にしていただいたこと(故人様との具体的なエピソードを簡潔に)決して忘れません。

〇〇様のお人柄を偲び 安らかなご永眠を心よりお祈りいたします 

今はただ ご無理なさいませんようご自愛ください

取り急ぎ メールにて失礼いたします

××(ご自分のお名前)

連絡を急かさない配慮の言葉

△△様

この度は〇〇様のご逝去の報に接し 心よりお悔やみ申し上げます。

大変お辛い時だと存じますので 
お返事はお気になさらないでください

ご家族の皆様がどうか心穏やかにお過ごしになれるようお祈りしております

心よりご冥福をお祈りいたします

取り急ぎ 

メールにて失礼いたします

××(ご自分のお名前)

具体的な手助けを申し出る言葉

△△様

この度は〇〇様のご逝去の報に接し 心よりお悔やみ申し上げます

突然のことで さぞかしお力落としのことと存じます

何かお困りのことや私にできることがございましたら 
遠慮なくいつでもお声がけください

たとえば(具体的な手助けの例)など 些細なことでも構いません

故〇〇様のご冥福を心よりお祈りいたします

取り急ぎ 

メールにて失礼いたします

××(ご自分のお名前)

遠方で駆けつけられない場合の言葉

△△様

この度は〇〇様のご逝去の報に接し 心よりお悔やみ申し上げます

本来であればすぐにでもお伺いすべきところ 
遠方につき、駆けつけることが叶わず大変申し訳ございません

せめてものご挨拶として メールにてお悔やみをお伝えさせていただきます

お辛い時とは存じますが どうかご無理なさらないでください

心よりご冥福をお祈りいたします

取り急ぎ 

メールにて失礼いたします

××(ご自分のお名前)

身内が亡くなった時の挨拶の返し方

ご遺族側として、弔問客や葬儀の参列者から挨拶をいただいた場合、「恐れ入ります」や「痛み入ります」と返すのが一般的です。 深い悲しみの中、無理をして長文で返す必要はないので、「お心遣いいただき、恐縮でございます」など、簡潔に感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。

また、「本日は、ありがとうございました」や「どうぞ、お気をつけてお帰りください」などといった、相手を労う言葉も添えられるとスマートかと思います。心身の体調が優れない場合は、「大変申し訳ございません、今はまだ、お返事を差し上げるのが難しい状況です」などと、正直に伝えても問題ありません。無理をせず、ご自身の体調を最優先に考えて対応することが大切です。

お悔やみの言葉は故人様を偲びご遺族を気遣うためのもの(まとめ)

身内が亡くなった方に言葉をかけるときは、故人様やご遺族との関係性を考慮し、状況に応じた配慮を心がけることが大切です。 基本的なお悔やみの言葉は「ご愁傷様です」や「お悔やみ申し上げます」ですが、弔問時は簡潔な哀悼の意とご遺族への気遣いを、通夜・葬儀ではご遺族の体調を労る言葉を添えるようにしましょう。

電話やメールで訃報連絡が届いた場合は、速やかに返信をします。 メールでの返信は、心に寄り添うシンプルな言葉と故人様への感謝、連絡を急かさない配慮と具体的な手助けの申し出、遠方で駆けつけられない旨を伝えられるよう心がけましょう。 ご遺族としてお悔やみの言葉をいただいた場合は、「恐れ入ります」や「痛み入ります」と返し、感謝を伝えます。 ご遺族は無理せず、ご自身の体調を優先し、必要であれば正直に難しい状況を伝えることも大切です。

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