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公開日:2023/01/11
この記事の監修者
山口 雄司
施行部チーフ
在籍32年(1994年5月10日 入社)
1級葬祭ディレクター
運行管理者(貨物)
グリーフサポーター(京都グリーフケア協会)
横浜祭典株式会社 施行部 チーフ。葬儀業界で30年以上にわたり、葬儀全般・エンゼルケア業務など幅広く担当。
葬祭ディレクター1級の資格を保有し、これまで数千件以上のご葬儀に携わる。
ご家族が安心して葬儀を迎えられるよう、一人ひとりの想いに寄り添ったご提案を心掛けている。
本コラムでは、専門知識と現場での経験をもとに、分かりやすく正確な情報をお届けします。
目次

直葬に参列する際の服装や香典マナーについては、それぞれ気を付けるべき点があります。 時代の流れとともに葬儀のあり方や考え方も変化してきており、最近では直葬(火葬式)という形式での葬儀を選択される遺族の方も増えてきました。ですが、実際に参列した経験などがなく細かい流れやマナーについては、よくわからないという方も多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回はいざという時に戸惑ってしまうことの無いように、直葬に関するマナーについて詳しくご紹介いたします。また、一般的な葬儀と直葬での葬儀の違いや特徴をもとにして、執り行う際の注意点に関してもあわせて解説させて頂きますので、是非参考にしてください。
直葬は通夜や告別式を執り行わず、火葬場で直接お別れのみをする形式の葬儀となっており、火葬式とも呼ばれるものです。昨今の宗教観の変化や経済的な負担を抑えたいという要望が多くなってきている背景から、こうした直葬という葬儀形式を選ばれる方も増えてきました。参列者についても家族や近しい親族だけが中心になることが多く、実際に火葬へ立ち会う人数は数名程度に限定されることがほとんどです。そのため、参列時のマナーについて戸惑ってしまう方も多くいらっしゃいます。通常のお式と比べて大きな違いはありませんが、直葬における服装や香典マナーについてそれぞれ順に見ていきましょう。
通常の通夜や告別式と同様に、喪服やブラックスーツでの参列がマナーとされています。シャツは白色のものを着用し、ネクタイは黒を付けるようにして遺族や故人に対する弔意をあらわす格好で参列をするようにします。また、普段着用する機会は少ないからか、サイズが合っていない喪服を着られている方もいらっしゃいますが、だらしない印象を与えてしまうため、必ずご自身の体型に合わせたものを着用しましょう。
明確な決まりはありませんが、一般的には光沢感のない黒無地のワンピースにボレロ、またはアンサンブル、スーツなどのブラックフォーマルを着用して参列することが望ましいとされています。また、アクセサリー類として華美な装飾のあるネックレスや指輪等は着用を避けるようにして、ご遺族に不快な思いをさせない服装を心がけるようにしましょう。

葬儀というとお香典を持参しなくてはならないと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、直葬については身内だけの参列となることもあり、持参されないケースも多いです。また、事前に遺族側より香典辞退という意向を伝えられる場合もあるため、その際には香典を持参する必要はありません。
参列される方の中には、お気持ちとしてどうしても香典を渡したいと思う方もいらっしゃるでしょう。その場合は、通常のお式とは違って受付や記帳をする場所の用意がないため、直接遺族や喪主に手渡しをするようにします。また、タイミングについては集合時や解散時では慌ただしくなってしまうため、火葬を待っている間の時間を利用してお渡しされるとよいでしょう。
香典を受け取った遺族側としては、香典返しの品物を渡すのが通例となっています。ですが、直葬ではすぐその場で品物の準備をするのが難しいこともあるため、後返しとして後日郵送にて対応される方もいらっしゃいます。その場合は、頂いた香典の金額の半分から三分の一程度の金額を目安とした品物を準備してお渡しするのがマナーとされています。
直葬では場所を借りて式を執り行うことがなく、生花の装飾などもないため、式場利用料や祭壇の費用が掛かりません。また、火葬炉の空き状況によっては通常のお式と比べて日程を早めての式が出来るため、安置費用やドライアイスの費用なども抑えることが可能です。
直葬はあくまで火葬場で直接お別れをする形式の葬儀のため、故人と対面できる時間としては5分〜10分程度に限られることがほとんどです。いざ火葬を終えてみて、「最後にゆっくりとしたお別れが出来なかった…」と後悔する方もいらっしゃいますので、直葬を選ばれる際は親族間で事前にしっかりと相談することをおすすめいたします。
菩提寺としての付き合いがある場合、葬儀のしきたりとして直葬という形式そのものを快く思わないお寺様もいらっしゃいます。火葬を済ませた後に、いざ納骨をしてもらおうとお寺に行ったものの、納骨を断られてしまうといった事態にもなりかねないため、事前の確認をしておく必要があるでしょう。また、同様に親戚の中にも直葬という形式を受け入れ難い方がいらっしゃる場合もあるため、親族間のトラブルを避けるためにもしっかりと相談をしておくようにしましょう。
直葬は火葬当日に火葬炉前でのお別れのみをおこなうシンプルな形式でのお葬式となります。直葬では式場を借りずに祭壇等も飾らないため、葬儀費用の負担を抑えることが可能です。参列する際の服装マナーやお香典マナーについては通常の葬儀と変わりありませんが、受付の用意はないため渡すタイミングなどには気をつける必要があるでしょう。また、直葬は故人との最期の対面の時間が限られており、充分なお別れが難しいという側面もあります。そのため、付き合いのある菩提寺や形式に不慣れな親戚からの了承が得られないケースも想定されるでしょう。そうしたトラブルを未然に防ぐためにも、直葬という形式を選択する際は親族間でしっかりと相談しておくことが大切です。
お葬式のご相談は、横浜祭典にご連絡(0120-310-866)ください。横浜市神奈川区、都筑区に直営式場もございます。随時内覧も可能です。
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