葬儀にまつわるコラム

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香典袋の中袋の書き方とは?記入が必要な3つの事項についてもご紹介

2022.04.04

香典袋には外袋の他に中袋が付いている物があり、それぞれ書き方が異なります。お香典として持参する際には、「文字を薄墨にしたほうがよいか」「水引は上下のどちらを向くようにするか」といった点を気にかける方も多くいらっしゃいますが、意外と見落としがちなのは香典袋の内袋に記入する内容についてです。

あまり意識せずに間違った事項を書いてしまったり、読みにくい字で書いてしまったりすると遺族に対しても大変失礼な行為となってしまうため、あらかじめ記入内容やマナーについて心得ておく必要があるでしょう。

そこで今回は香典の内袋の書き方について、3つの記入事項をもとに詳しくご紹介いたしますので、ぜひご参考にしてください。

香典袋の中袋とは

香典袋の中袋とは、2枚重ねになっている香典袋の内側のほうにある袋を指します。形状としては一般的な封筒の形になっており、遺族に香典としてお渡しする現金をその中に入れます。なお、すべての香典袋に中袋があるわけではなく、コンビニや100円ショップで販売されているような安価なものでは、中袋が付いていないタイプもあります。

通常、手紙や資料を送る際には、封筒の表面に郵便番号や住所・名前などの宛名を記載して、裏面に自身の情報を記載しますが、香典袋の中袋は全くの別物です。基本的には「名前」「住所」「金額」の3つの項目を中心に、また違った様式で記載する必要があります。

香典袋の中袋に書く3つの事項

出される方の名前

香典袋の外袋については、「御霊前」や「御仏前」と書いてある下部分に名前を記載しますが、内袋にも同様に名前を記載する必要があります。なぜならお香典の集計をする際には、それぞれの袋を取り外した上で中身を確認するため、もし別々にされてしまった際に誰から頂いたお香典なのか判断がつかなくなってしまうからです。

中袋に名前を記載する際は、封筒の裏面部分の左下にフルネームで記入するようにします。もしも連名でお香典を持参する際には、その人数分の名前や団体名をしっかりと記入しましょう。

ご住所の記載

住所に関しては必要かどうか疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、例えばお葬式後に家族から別途返礼品を郵送される場合などに利用されるため、なるべく記載をするようにしましょう。

書く場所としては名前と同様に封筒裏面の左下の部分となりますので、そのまま縦書きで記入をしておきます。その際に郵便番号やマンション名などの細かい情報もしっかりと書き添えておくとより親切です。

お香典の金額

中袋の表面で、かつ中心部分に縦書きで記入するのがお香典の金額になります。金額を記入する際のポイントとしては、なるべく「大字(旧字体の漢数字)」で書くということです。

参考として大字には以下のような表記のものがあります。

  • 3,000円 (参千円 参阡円 参仟圓)
  • 5,000円 (伍千円 伍阡円 伍仟圓)
  • 10,000円 (壱萬円 壱萬圓)
  • 20,000円 (弐萬円 弐萬圓)
  • 30,000円 (参萬円 参萬圓)

金額の頭には「金」という字を添えて、仮に10,000円のお香典であれば「金 壱萬円」といった書き方をします。なお中袋にあらかじめ横書き用の金額の記入箇所が設けられている場合もありますので、その際は書式に従って書き入れるようにしましょう。

香典袋の中袋が無いケースもある

香典袋の外袋が1枚だけで、中袋がついていないタイプのものも多く販売されています。もちろんそうした香典袋を使用すること自体は問題ありませんが、本来中袋に記載する必要のある「名前」「住所」「金額」の3つの項目を漏れなくしっかりと書くことを忘れないようにしましょう。なお外袋のみの場合は表面に名前をフルネームで記載し、裏面の左下に住所と金額を書くといった形式となりますので注意が必要です。

香典袋の中袋に関するマナー

香典袋の外袋の文字は「涙で墨が薄くなってしまった」という意味合いを込めて薄墨で書くことがマナーとなっています。その場合、中袋も同じように薄墨で書くべきか迷われる方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、実は中袋に関しては濃い墨やボールペン、万年筆等で記入をしても大丈夫です。なぜなら中袋に記載する項目は「遺族から見て分かりやすいかどうか」が判断基準となるため、むしろはっきりと書いてあるほうが安心だからです。

とはいえ、薄墨で書いてはいけないということではないので、状況に応じてどちらで記入するかは自身の判断で決めてしまっても問題ありません。

宗派ごとに異なる外袋の表書きについて

仏教の場合

仏教では49日法要を終えるまではまだ仏になっていないという考え方から「御霊前」の表記が広く用いられます。そのため、四十九日以降の法要でお香典を持参する際は「御仏前」といった表記の香典袋にお金を入れることが一般的です。

ただし、浄土真宗に関しては亡くなってすぐに仏になるという考え方を持つため、四十九日前であっても「御仏前」で持参するのが正式とされています。

実際のところ式の参列前に宗派が知らされていないことも多いため、もしも迷った際は一般的な「御霊前」で香典袋を準備してしまっても差し支えありません。

神道の場合

神道の場合の表書きは「御玉串料」や「御榊料」と書く形式が正しい記載方法になります。また、他にも「御饌料」や「御神前」といった表記をすることがあります。ただし神道であっても「御霊前」の表書きで持参されることも多いため、たとえ間違えてしまっても決して失礼には当たりません。

キリスト教の場合

キリスト教では「お花料」や「献花料」といった「花」に関連する表書きで記入することが一般的です。他にもカトリック系の場合は「御ミサ料」といった表記にすることもあります。なおこちらに関しても神道と同様に準備が難しい場合には「御霊前」で持参しても問題ありません。

まとめ

香典の中袋は、外袋と違って封筒の形状になっており、現金をお入れするものになります。中袋の表面には「壱萬円」や「参萬円」といった大字を用いた金額を記入し、裏面には名前と住所をしっかりと書き入れるようにしましょう。もし中袋が無い場合には外袋がその代わりとなりますが、金額を書く場所などが異なりますので注意が必要です。

また、外袋は宗派によって表書きも変わるため、参列する先の葬儀形式に合わせて持参する必要があります。ただし事前に宗派などがわからないケースも多いため、その際は「御霊前」の表書きの香典袋を選べば問題ありません。

これらの香典袋に関する細かなマナーにも配慮した上で、遺族に対して失礼のない対応を心がけましょう。

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