葬儀にまつわるコラム
葬儀の挨拶を例文を交えながら紹介!考えるときのポイント3つ
2024.07.02
目次
葬儀の挨拶は、受付、通夜、告別式、精進落とし、などシーンによって内容が異なります。 葬儀の挨拶は、故人への敬意と参列者への感謝を伝えるための大切なものです。 参列者に対して葬儀の案内などをし、弔事が円滑に進むようにする役割もあります。
葬儀の挨拶を考えるときは、例文を参考にするのがおすすめです。 例文を参考にすれば挨拶の基本的な内容や雰囲気、構成がわかります。 使ってはいけない言葉などもわかるため、挨拶の内容で人を不快にさせてしまう恐れも軽減できるでしょう。
今回は、葬儀の挨拶を例文を交えながら紹介します。 葬儀の挨拶の基本と考えるときのポイント3つも解説するので、ご参考にしてみてください。
葬儀の挨拶とは
葬儀の挨拶の目的は、故人への敬意と参列者への感謝を伝えることです。 参列者に対して葬儀の案内をする役割もあります。 葬儀の挨拶は、受付、通夜、告別式、精進落としなど、どのシーンで行うのかによって、適切な内容が異なります。
たとえば、受付挨拶は一言程度の短いもので構いませんが、通夜や告別式では長めの文章で、故人との思い出や参列者に対する深い感謝の言葉などを述べるのが一般的です。
シーンによって適切な挨拶の内容は異なりますが、弔事としてのマナーは共通です。 忌み言葉や重ね言葉を使わないなど、基本的なマナーを守って、挨拶の内容を考えるようにしましょう。
葬儀の挨拶例文
葬儀の挨拶を考えるときは、例文を参考にするとイメージを掴みやすいと思います。 例文をそのまま採用するのではなく、必要に応じて故人との思い出話を盛り込むなど、形骸的すぎないように工夫した内容にすることをおすすめします。 葬儀の挨拶例文をシーン別に紹介します。
受付のときの挨拶例文
「本日はお忙しい中ご参列いただき、誠にありがとうございます。こちらにご記帳をお願いいたします。」 ポイントは、短く簡潔な挨拶にすることです。 受付には参列者が次々訪れるため、円滑に進められるよう、簡易的にしましょう。
通夜のときの挨拶例文
「本日は突然のことにもかかわらず、ご多忙の中(故人の名前)の通夜にご参列いただき、厚く御礼申し上げます。 生前は格別のご厚情を賜りましたこと、(故人の名前)も深く感謝しております。 代わって深くお礼申し上げます。尚、明日の葬儀は○時より××で執り行う予定です。何卒よろしくお願いいたします。本日のご列席、誠にありがとうございました。」
ポイントは、参列者への感謝を喪主としてだけでなく、故人の思いを代弁する形でも伝えることです。 葬儀に関する日時や場所などの案内も、忘れないようにしましょう。
告別式のときの挨拶例文
「本日はお忙しいところ、(故人の名前)の葬儀にご参列いただき、誠にありがとうございました。(故人の名前)は、◯◯歳で永眠いたしました。突然のことで皆様には大変ご驚愕とご心配をおかけしたことと存じます。
生前はみなさま方より格別のご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。生前(故人の名前)は〜【故人の人柄や思い出のエピソードなど】でした。 これからは残された私たち一同、力を合わせ頑張っていく所存でございます。 (故人の名前)亡きあとも変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
以上、簡単ではございますがお礼のご挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。」
ポイントは、故人の人柄や思い出のエピソードなどを盛り込むことです。 故人の人柄や生き様を参列者に伝え、故人の存在を称えることができるからです。 最後には、参列者に対して遺族の立場で、今後のお付き合いについてのお願いも入れるようにしましょう。
マスカラは一度塗りでまつ毛を上げすぎない
マスカラを使う場合は、一度塗りでシンプルに仕上げましょう。 塗っているかどうかわからないくらい、控え目に仕上げるのがベストです。 カーラーでまつ毛を上げすぎないようにも気をつけましょう。 まつ毛エクステは、すぐにオフできるものではないため仕方ありませんが、つけまつ毛は基本的に使わないのがマナーです。
精進落としのときの挨拶例文
「本日はお忙しい中、(故人の名前)の葬儀・告別式にご参列いただき、誠にありがとうございました。おかげさまで、滞りなく(故人の名前)を送ることができました。心よりお礼申し上げます。ささやかではございますが、精進落としのお食事を用意させていただきました。
お時間の許す限り、おくつろぎいただければと存じます。 本日は誠にありがとうございました。」
ポイントは、冒頭で葬儀・告別式に参列していただいたことへの感謝を述べることです。 そのあとに、精進落としの食事を用意したこと、参列者にはくつろいでほしいことを丁寧に伝えましょう。
葬儀の挨拶を考えるときのポイント3つ
葬儀の挨拶を考えるときは、簡潔で丁寧な表現を心がけましょう。 故人に対する敬意と参列者に対する感謝の気持ちも、必ず盛り込みます。 告別式の挨拶では、故人との個人的なエピソードなどを紹介するのも良いでしょう。 葬儀の挨拶を考えるときのポイント3つを紹介します。
簡潔で丁寧な表現を心がける
葬儀の挨拶はどのシーンにおいても、簡潔で丁寧な表現を心がけます。 受付を除いて、挨拶文は短すぎても長すぎても印象が良くありません。 弔事は突然発生するものであるため、参列者の都合や予定などを考慮し、時間をとりすぎないように気をつけることが大切です。
忌み言葉や重ね言葉など、葬儀の場にふさわしくない言葉も使わないように気をつけましょう。
参列者に対する感謝の気持ちを込める
突然のことにも関わらず参列してくれた参列者に向けて、感謝の気持ちをしっかり伝えましょう。葬儀に参列してくれたことと、故人がお世話になったこと、両方の感謝を示すことがポイントです。
故人に対する敬意を示す
遺族・喪主の立場として、どうしても参列者への感謝の気持ちを示すことが優先されがちですが、故人に対する敬意もしっかり表現する必要があります。 故人の最期についてや生前の人柄やエピソードなど、故人をみんなで偲ぶことができるような内容も入れるようにしましょう。
葬儀の挨拶はシーンごとに適切な例文を参考にしよう(まとめ)
葬儀の挨拶は、受付、通夜、告別式、精進落とし、などシーンによって適切な内容が異なるため、それぞれの場での例文を参考にする必要があります。 どのシーンの挨拶でも共通するのは、「簡潔で丁寧な表現にする」、「参列者に対する感謝の気持ちを示す」、「故人に対する敬意を表現する」ことです。
遺族・故人・参列者、どの立場の人にとっても失礼にあたらず、敬意と感謝の気持ちを示せるように、基本的なマナーなどに気をつけながら挨拶を考えましょう。
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