葬儀にまつわるコラム
葬式の手順8つを徹底解説!故人様が亡くなられてからの流れも
2024.12.09
目次
葬式には、明確な手順があります。 葬式は葬儀社を手配し、打ち合わせをおこなうことから始まります。 各儀式の日程を決定し、お通夜、葬儀・告別式、火葬と進めていくのが一般的です。 葬式が全て終了したら、四十九日法要やご納骨を執り行います。 葬式の手順を事前に把握し、葬儀の準備や進行を円滑におこなえるようにしましょう。
今回は、葬式の手順8つを徹底解説します。 故人様が亡くなられてからの流れも解説するので、ご参考にしてみてください。
葬式とは
葬式とは、故人様のご冥福を祈り供養するために執り行われる儀式のことです。 「葬式」と「葬儀」を区別するのであれば、葬儀と告別式の儀式を合わせて「葬式」といいます。 ただ、一般的には「葬式」と「葬儀」は同義で解釈されていることも多く、どちらも故人様のご冥福を祈り供養するための一連の儀式のことを指しているともいえます。
故人様が亡くなられてからの流れ
葬式の手順の前に、故人様が亡くなられてからの流れを把握しておくことも大切です。 ご臨終から訃報連絡、ご遺体の搬送や安置など、すぐに対応しなくてはならないことが多数あります。 故人様が亡くなられてからの流れについて解説します。
ご臨終
故人様がご臨終を迎えた後は、末期の水を取ったりエンゼルケアをしたり、ご遺体を清めて尊厳を保てるよう処置をおこないます。 死亡診断書の受け取りや死亡届の提出など、事務的な手続きの準備も必要となります。 病院にてご臨終された場合は、病院側が手助けしてくれることもあります。
訃報連絡
故人様のご逝去を知らせるために、訃報連絡をおこないます。この時点ではまだ葬儀の日程などが決定していないため、まずはご逝去の事実だけを知らせるために、ご家族やご親族に連絡をしましょう。 故人様と関係性の深い友人や知人など、早めにご逝去を知らせたほうが良い方にも訃報連絡をします。
ご遺体搬送
故人様が病院などご自宅以外でご逝去された場合、ご遺体はご自宅か葬儀社の安置所に搬送されます。病院内には霊安室がありますが、滞在できるのは数時間ほどです。 葬儀社との契約が済んでいない場合、基本的にはご自宅にご遺体を搬送します。
ご遺体安置
故人様のご遺体は、葬儀までご自宅や葬儀社の安置所にて安置されます。ご自宅の場合、仏壇がある場合は仏壇の前に、ない場合は座敷などなるべく畳のある部屋に安置します。 ご遺体の状態を保つために、夏場は室温18度程度になるよう調整し、冬場は暖房を控えるようにしましょう。
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葬式の手順8つ
葬式の手順は、葬儀社の決定と打ち合わせから始まります。 葬儀社の手配が済んだら、故人様のご遺体のご納棺、お通夜、葬儀・告別式、火葬、ご遺骨の安置、四十九日法要・ご納骨という手順で進めていくのが一般的です。 葬式の手順8つを詳しく解説します。
葬儀社の決定
葬儀を執り行うために、葬儀社を決定します。 故人様が生前契約している葬儀社がある場合は、速やかに連絡しましょう。 葬儀社はなるべく複数の会社を比較検討し、相見積もりしてから決定することをおすすめします。
葬儀社との打ち合わせ
葬儀の日程や形式、規模感や斎場の場所など、葬儀社と打ち合わせをおこないます。 喪主の決定も、葬儀社との打ち合わせで重要な項目のひとつです。 葬儀社には、故人様やご遺族のご意向をしっかりと伝えるようにしましょう。
故人様のご遺体のご納棺
故人様のご遺体を、副葬品と一緒にご納棺します。 副葬品として棺に入れられるものは葬儀社や火葬場によって異なるため、必ず事前に確認しましょう。 ご納棺の前には、故人様の身なりを整え、お化粧やお着替えを施す「湯かんの儀」という儀式をおこないます。
お通夜
お通夜は一般的に、故人様がご逝去された翌日の夕方から夜の時間帯に執り行われます。 お通夜の所要時間は1〜2時間ほどです。 お通夜の後に「通夜振る舞い」という、食事の席が設けられることもあります。
葬儀・告別式
お通夜の翌日に、葬儀・告別式を執り行います。 葬儀と告別式は区別することもありますが、近年では区別せずに「葬式」として執り行うのが一般的です。 葬儀と告別式の所要時間は1〜2時間ほどです。 午前中に執り行われることが多く、基本的にはお昼までに終了します。
火葬
葬儀と告別式の後、ご遺体は火葬場に搬送されます。 火葬場に赴くのは、血縁関係のあるご遺族・ご親族です。 火葬は午前中の内におこなわれることが多く、火葬の前後に執り行われる儀式や収骨などの時間を含めると、約2時間ほどかかります。ご遺体を火葬している間、ご遺族・ご親族は火葬場の控室にて待機します。
ご遺骨の安置
火葬後に骨壺に納められたご遺骨は、ご自宅や寺院、霊園などに安置します。 ご自宅にご遺骨を安置し、四十九日の法要が終わってから、お墓や納骨堂などに納めるのが一般的です。 ただし、ご遺骨の安置期間に決まりはなく、一周忌や三回忌までご自宅に安置される方もいます。
四十九日法要・納骨
故人様がご逝去された日から数えて四十九日目が経過したら、四十九日法要を執り行います。 四十九日法要の後、ご自宅に安置していたご遺骨をお墓などに納骨するのが一般的です。 四十九日法要は、喪に服していたご遺族の忌が明けて日常生活に戻る、大切な日でもあります。 忌明けの後は一周忌や三回忌など、定期的に故人様を供養する法要を執り行っていきます。
葬式の手順を知って葬儀を円滑に進めましょう(まとめ)
葬式とは、葬儀と告別式を合わせた弔事の儀式のことを指します。 葬儀は葬式を含む弔事全体のことを指しますが、一般的に「葬式」と「葬儀」は同義として捉えられていることが多く、故人様のご冥福を祈り供養するために執り行われる儀式のことと認識して良いでしょう。
葬式の手順は、葬儀社の決定と打ち合わせから始まり、故人様のご遺体のご納棺、お通夜、葬儀・告別式、火葬、ご遺骨の安置、四十九日法要・ご納骨という手順で進んでいきます。 葬式の手順を知っておけば、ご家族などに万が一のことがあったときに、落ち着いて対応できる可能性が高くなります。
葬儀社に依頼すれば手厚いサポートを受けられるため、不明点などはすぐに相談し、対応してもらうようにしましょう。
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