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喪章ってなに?役割・種類と付け方・入手方法・知っておきたいマナーを徹底解説

公開日:2026/06/09

山口チーフ

この記事の監修者
山口 雄司

施行部チーフ 
在籍32年(1994年5月10日 入社)

1級葬祭ディレクター
運行管理者(貨物)
グリーフサポーター(京都グリーフケア協会)

横浜祭典株式会社 施行部 チーフ。葬儀業界で30年以上にわたり、葬儀全般・エンゼルケア業務など幅広く担当。 葬祭ディレクター1級の資格を保有し、これまで数千件以上のご葬儀に携わる。
ご家族が安心して葬儀を迎えられるよう、一人ひとりの想いに寄り添ったご提案を心掛けている。
本コラムでは、専門知識と現場での経験をもとに、分かりやすく正確な情報をお届けします。

喪章とは、葬儀の際にご遺族や関係者が腕や胸元に付ける黒いリボンや腕章のことです。 故人様への弔意を表明するとともに、ご遺族や関係者という立場を表す役割があります。 近年では付けずに葬儀を執り行うことも多いため、現代における喪章の役割や入手方法、マナーなどが気になる方も多いのではないでしょうか。 今回は、現代における「喪章」の役割を解説します。 喪章の種類と付け方、入手方法、知っておきたいマナーも解説するので、ご参考にしてください。

1 喪章とは

喪章とは、故人様への弔意を示すために、衣服などに付ける黒いリボンや腕章のことです。 葬儀では、ご遺族も関係者も一般参列者も、喪服を着用するのが一般的です。 喪章を付けるのはご遺族や関係者であるため、葬儀の場で立場を表明する役割もあります。

1-1 現代における喪章の役割

近年、日本では喪章を付けずに葬儀を執り行うケースが増えています。 核家族化や高齢化が進む現代の日本では「家族葬」や「直葬」など、近親者のみで執り行う葬儀が増加傾向にあります。 近親者のみで執り行う葬儀では、喪章を付けてご遺族や関係者であることを表明する必要はありません。 また、現代ではご遺族が一般参列者よりも格式の高い喪服を着用することも多く、喪章のような目印が必要なくなったという背景もあります。

しかし、現代でも社葬など参列者の多い葬儀を執り行う際や、地域の慣習などによっては、ご遺族や関係者が喪章を付けることもあります。 一般的なマナーとして、喪章の基本や役割を知っておくのは大切なことです。

2 喪章の種類と付け方

喪章には、「リボン型」と「腕章型」の2種類があります。 どちらも左側(左腕あるいは左胸)に付けるのがマナーです。 まず、リボン型の喪章は、デザインのバリエーションが多いのが特徴です。 基本は花のような装飾の下に、黒と白の布が垂れ下がっています。 花ではなく、円形のロゼットのような装飾のものもあります。 リボン型の喪章は、ご遺族やご親族がピンで左胸のポケット付近に留めるのが一般的です。

次に、腕章型の喪章は、黒い無地のシンプルなデザインであることが特徴です。 左腕の上部に、安全ピンやマジックテープなどで固定します。 腕章型の喪章は、ご遺族やご親族が付けることもありますが、葬儀社スタッフやお手伝いの方などが目印として着用することが多い傾向にあります。 どちらの喪章を付けるべきかは、葬儀の規模間や宗派・地域の慣習によって異なります。 不安な場合は葬儀社に問い合わせ、事前に相談することを推奨いたします。

3 喪章の入手方法

喪章は、葬儀社に手配してもらうのが一般的です。 葬儀一式費用に含まれているか、1個数百円程度で購入あるいはレンタルできます。 喪章を葬儀社に手配してもらう場合は、事前に必要数を伝えておきましょう。 喪章をご自分で用意する場合は、仏具店やインターネットなどで購入できます。 黒や白のリボンを使って自作もできますが、あまりおすすめはできません。 リボン型の場合は上手く花の装飾を作れなかったり、留めなどが甘く葬儀の最中にとれてしまったりする恐れがあるからです。 喪章は仏具店やインターネットで購入する場合であっても、1個数百円程度で入手できます。 必要な場合は早めに手配し、付け方や位置などを確認しておきましょう。

4 喪章に関する知っておきたいマナー

喪章を付けるのは、ご遺族やご親族であり、参列者が着用するのはマナー違反です。 また、よくある誤解として、スーツに喪章を付けても喪服にはならない点に気をつけましょう。 喪章に関する知っておきたいマナーを詳しく紹介します。

4-1 付けるのはご遺族やご親族

喪章を付けるのは、ご遺族やご親族、葬儀社スタッフなど関係者です。 一般参列者が付けるのはマナー違反となるため、気をつけましょう。 喪章を付けるご親族の範囲は「三親等以内」が一つの目安とされています。 ただし、これは絶対的な決まりではありません。 三親等以内でなくても、故人様と同居していたなど関係性の深いご親族であれば、着用できます。 喪章を付けた人は、ご遺族やご親族あるいは関係者として、参列者への案内をおこなうなど対応しなくてはなりません。 一般参列者が喪章を付けるとご遺族やご親族、関係者と誤解されてしまうことになり、双方に失礼にあたるため絶対に避けるようにしましょう。

4-2 スーツに喪章を付けても喪服にはならない

喪章のよくある誤解として、付けると普通のスーツであっても喪服扱いになる、というものがあります。 喪章は、ご遺族やご親族、関係者が弔意を込めて喪服に付けるものです。 スーツに喪章を付けても喪服の代わりにはならないため、気をつけましょう。

5 喪章が葬儀以外で用いられる場面

実は、喪章は葬儀の場に限らず、社会的な弔意や哀悼の意を表すために様々な場面で用いられます。 たとえば、スポーツの世界では、監督や選手などがご逝去された際に、他の選手や関係者がユニフォームの左腕などに、腕章型の喪章を付けて試合に臨む姿がよく見受けられます。 スポーツの世界での喪章には、ご逝去された方への敬意と追悼を示すとともに、勝利を捧げるという決意を表す意味合いもあるのです。

また、大規模な自然災害や凄惨なテロ事件などが発生した際には、報道番組のアナウンサーが胸元に黒いリボン型の喪章を着用して、被害者への哀悼を表現することもあります。 このように喪章は、チーム組織や社会全体で痛みを共有するための象徴的なツールとして、幅広く活用されています。

6 喪章は葬儀の場でご遺族や関係者が付ける黒いリボンや腕章(まとめ)

喪章は、ご遺族やご親族・関係者が付ける黒いリボンや腕章のことです。 故人様への弔意を示す意味合いと、葬儀において立場を明確にするという役割があります。 しかし、近親者のみで執り行う家族葬や直葬が増えた現代では、お互いの立場が明確であることから、喪章を付けずに葬儀を執り行うケースも増えています。 喪章を用いる際は、左胸あるいは左腕に着用するという正しい付け方や、一般参列者は着用しないといった基本的なマナーを守ることが大切です。

また、普通のスーツに喪章を付けても喪服の代わりにはならない点にも注意しましょう。 喪章は葬儀社で手配するのが一般的ですが、仏具店などでは数百円程度で入手できます。 喪章を付けるかどうかは、地域の慣習や葬儀の規模などによって異なります。 判断に悩まれた際は、事前に親族間で話し合ったりや葬儀社へ相談したりすることを推奨いたします。お葬式のご相談は、横浜祭典にご連絡(0120-310-866)ください。横浜市神奈川区、都筑区に直営式場もございます。随時内覧も可能です。

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