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公開日:2026/09/08
この記事の監修者
山口 雄司
施行部チーフ
在籍32年(1994年5月10日 入社)
1級葬祭ディレクター
運行管理者(貨物)
グリーフサポーター(京都グリーフケア協会)
横浜祭典株式会社 施行部 チーフ。葬儀業界で30年以上にわたり、葬儀全般・エンゼルケア業務など幅広く担当。
葬祭ディレクター1級の資格を保有し、これまで数千件以上のご葬儀に携わる。
ご家族が安心して葬儀を迎えられるよう、一人ひとりの想いに寄り添ったご提案を心掛けている。
本コラムでは、専門知識と現場での経験をもとに、分かりやすく正確な情報をお届けします。
目次

家族葬であっても、一般葬と同じようにご遺族の代表が喪主を務めます。 喪主は葬儀の準備や進行、当日の挨拶など、様々な役割を担います。 ただし、家族葬の場合はご親族を中心に葬儀が執り行われるため、一般葬と比較すると喪主のお務めの負担が小さくなる傾向にあります。 今回は、家族葬で喪主がやることを一覧で徹底紹介します。 家族葬の喪主の挨拶例文を状況別に紹介し、誰がやるのか、当日の流れも解説するので、ご参考にしてください。
家族葬で喪主がやること一覧は、以下のとおりです。
| 故人様のご逝去直後・お通夜前 | ・医師からの死亡診断書の受け取り ・葬儀社への連絡と搬送手配 ・安置場所の決定 ・菩提寺への連絡 ・家族葬の打ち合わせ ・ご親族への訃報連絡 |
| お通夜・葬儀当日 | ・菩提寺(僧侶)への対応 ・参列者(ご親族)への対応 ・喪主挨拶 ・出棺・火葬場への同行 |
| 葬儀後 | ・葬儀社への支払い手続き ・家族葬に参列していない方への連絡 ・香典返しや返礼品の手配 ・公的な手続き ・四十九日法要や納骨の準備 |
どのような葬儀形式であっても、喪主の役割は基本的には同じですが、家族葬の場合はご親族を中心に執り行うため、参列者対応の負担が小さくなる傾向にあります。 ただし、参列できなかったご親族やご友人などに対しては、葬儀後に家族葬を執り行った旨の報告をしなくてはなりません。 喪主にはご遺族の代表として様々なお務めがありますが、お一人で抱え込まず、ご家族や葬儀社と協力し合って手続きを進めていきましょう。
家族葬であっても、喪主はお通夜や告別式・出棺の際に挨拶を行うのが一般的です。 精進落としなど会食を行う場合は、ご親族のみであっても、開始前に挨拶をします。家族葬の喪主の挨拶例文を状況別に紹介します。
お通夜の挨拶では、ご親族へ参列の感謝を伝え、故人様との最後の夜を静かに過ごしていただきたい旨を伝えます。 「本日はご多忙のところ、〇〇(故人様のお名前)の通夜にご参列いただき、誠にありがとうございます。みなさまのおかげで、無事に通夜を執り行うことができました。故人の意向もあり、本日はご親族を中心にゆかりの深いみなさまにお集まりいただきました。ささやかではございますが、別室にお食事をご用意しておりますので、〇〇との思い出などを語り合いながらゆっくりとお過ごしいただければ幸いです。本日は誠にありがとうございました。」
ご親族を中心に執り行うお通夜であるからこそ、形式にこだわりすぎず、素直な感謝の気持ちを簡潔にお伝えしましょう。
告別式や出棺時の挨拶では、生前故人様がお世話になったことへの御礼と、最後まで見送ってくれたご親族への深い感謝を言葉にします。 「遺族を代表いたしまして、みなさまに一言ご挨拶を申し上げます。本日はお忙しい中、〇〇の告別式にご参列いただき、心より感謝申し上げます。みなさまに見守られ、〇〇も安心して旅立つことができるかと存じます。生前賜りました温かいご厚情に深く感謝いたしますとともに、残された私どもにつきましても、今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。本日は最後までお見送りいただき、誠にありがとうございました。」
出棺直前の挨拶は長くなりすぎないよう意識し、これまでの感謝と、ご親族として今後の変わらぬお付き合いをお願いする言葉で締めくくりましょう。
精進落としの挨拶では、無事に葬儀を終えられた報告とともに、お世話になったご親族や関係者を労い、心おきなく食事をしていただくよう促します。 「本日はお忙しい中、〇〇の葬儀・告別式から火葬まで滞りなく終えることができ、深く感謝申し上げます。みなさまのおかげで、無事に〇〇を見送ることができ、故人も大変喜んでいることと存じます。本日はささやかではございますが、みなさまへの感謝の気持ちを込めまして、精進落としの席をご用意いたしました。お時間の許す限り、〇〇の思い出話などを聞かせていただきながら、ごゆっくりお召し上がりください。本日は誠にありがとうございました。」
散会時には感謝の意を伝え、「お気をつけてお帰りください」と気を配りましょう。
家族葬における喪主は、配偶者が務めるのが一般的です。 配偶者がご高齢や病気などの場合は、長男・長女をはじめとするお子様が引き継ぎ、ご家族の状況に応じて血縁関係の近い親族が務めます。 喪主の決め方は、基本的にどの葬儀形式でも同じです。 ただし、家族葬では受付や挨拶などの負担が少ないため、複数人で分担するなど、形式に縛られず柔軟に決めても構いません。 ご家族間でしっかり話し合い決定することが大切です。
家族葬で喪主は、ご遺族の代表として、ご親族を中心とした参列者を迎え入れます。 葬儀の案内をしながら、式が円滑に進むよう気を配らなくてはなりません。 家族葬の喪主の当日の流れを詳しく紹介します。
お通夜の開式の1〜2時間前に斎場へ入り、葬儀スタッフと最終確認を行います。 開式後は、僧侶と参列されるご親族のお出迎え対応をしましょう。 お通夜の閉式前には、感謝を伝える喪主挨拶を行い、通夜振る舞いへ案内してご親族をもてなします。
お通夜同様、開式1〜2時間前に斎場へ到着し、式の進行をスタッフと確認します。 開式後は参列者となるご親族を迎え入れ、ご遺族として故人様とのお別れの時間を過ごします。 最後に出棺の立ち会いを行い、お見送りいただくご親族に向けて、感謝を込めた喪主挨拶を行います。
出棺後、ご親族と火葬場へ移動して火葬の立ち会いを行います。 火葬中は控え室にてご親族と待機し、お骨上げの案内があったら、全員で骨壺へ骨を収めます。 火葬終了後は斎場や別会場へ戻り、精進落としの席で開式と閉式の挨拶を行って参列者をもてなしましょう。
家族葬の喪主に関するよくある質問に、「家族葬で喪主なしのパターンはある?」というものがあります。 家族葬でも喪主の挨拶は本当に必要なのか、家族葬の喪主の服装マナーについても気になるかと思います。 最後に、家族葬の喪主に関するよくある質問にお答えします。
喪主は、基本的にどのような葬儀形式であっても必要です。死亡届の提出や火葬手続きなど、法律・行政上の申請において、ご遺族の代表者を立てなくてはならないからです。 ただし、家族葬では喪主の役割負担を分散できます。 形式上のみ喪主を決定し、挨拶や実務はご家族で分担することも可能です。
必ずしも、形式的な挨拶が必要というわけではありません。 同居のご家族のみなど、小規模な家族葬であれば形式上の挨拶を省き、歓談の中で直接感謝を伝える形でも問題ありません。
ご親族中心であっても、喪主は「正喪服」または「準喪服」を着用するのがマナーです。 男性は黒の光沢のないフォーマルスーツ、女性は黒のアンサンブルやワンピースを着用しましょう。
家族葬の喪主は、死亡手続きや葬儀社との打ち合わせ、当日の挨拶など多岐にわたる役割を担います。 一般葬と比較すると参列者対応の負担は軽減されるものの、ご遺族の代表として故人様を心温かく見送るために重要な務めがあります。 お通夜や出棺時の挨拶では形式にとらわれず、ご親族への感謝の気持ちを伝えることを意識しましょう。 喪主一人に負担が集中しないよう、挨拶や実務をご家族で分担することも選択肢の一つです。 ご家族や葬儀社スタッフと協力し合い、温かい家族葬で故人様をお見送りしましょう。お葬式のご相談は、横浜祭典にご連絡(0120-310-866)ください。横浜市神奈川区、都筑区に直営式場もございます。随時内覧も可能です。
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