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公開日:2021/09/08
目次

お通夜とは、告別式の前日に執り行われる儀式(通夜式)のことを指します。一般的な仏式の葬儀の場合であれば、お通夜の際、僧侶に読経をしていただき、参列者による焼香が行なわれます。その後通夜振る舞いといって、参列者に向けた料理やお酒が振る舞われ、故人の思い出話などを語る場を設けるようになっています。
もともとお通夜は、その字の通り「夜を通して」近親者を中心に故人との別れを惜しんで最後の夜を一緒に過ごすという風習からきています。悪霊が入らないように見守り、一晩中お線香を絶やさずあげ続けるのですが、近年は簡略化される傾向にあります。そのため、親族が故人への付き添いをしない限り、基本的には3〜4時間でお開きとすることが多いです。
本来は「葬儀・告別式」と2つの儀式に別れており、葬儀が僧侶を中心とした宗教的な儀式であるのに対して、告別式は親族や参列者が出棺前に故人との最期の別れをする儀式となっており、宗教性はありません。告別式では、出棺前の喪主の挨拶やお花入れの儀式もおこなわれます。
最近では両方をひとまとめににして「告別式」と認識されていることが多いです。
参列する側にとって、お通夜と告別式のどちらに参列するのが正しいのか迷われた経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
結論として特に明確な決まりはありませんので、どちらに参列をしても問題ありません。とはいえ、お通夜が概ね夕方から、告別式は火葬をする兼ね合いで日中の開始時間となるため、仕事の都合などを考慮するとお通夜に参列をされる方が多いようです。
また、故人と特に関係が深く、お別れを惜しむ方の中には、親族と同様にお通夜と告別式の両日参列される方もいらっしゃいます。このように、どちらか一方にしか参列ができないというわけでもないため、ある程度は参列者側で都合のつくほうを選んでしまってよいでしょう。
お通夜と告別式で、片方にしか参列しない場合には、もちろん参列したほうの日にお香典を持参すれば問題ありません。ですが、両日参列する場合にはどのようにすればよろしいのでしょうか?
2日間に渡って参列するのであれば、基本的にお通夜の日に1度渡すだけで問題ありません。また、香典袋は袱紗(ふくさ)と呼ばれる布で包んで持参するのがマナーとされていますので、準備を忘れないようにしましょう。
地域によっては、お通夜の日は「通夜見舞い」、告別式の日に「お香典」といった特殊な渡し方をされるようなケースもあります。通夜見舞いとは、生前に故人の入院見舞いができなかった代わりとして、お通夜の前に遺族へお見舞い金をお渡しする風習のことです。
茨城県・千葉県・新潟県・福岡県などの一部地域において主流となっているようですが、特に全国的な風習ではないので気にかけることはありません。葬儀にはこうした地域によって異なる点が多々ありますので、困った時は葬儀社のスタッフか、その場所に長く住んでいる親戚・知人などへ事前に確認をしておくとよいでしょう。
両日参列はできないが、お香典は渡したいとなった場合には、家族や友人に代理で依頼することができます。その際、代理で持参する方や遺族にとって後から情報がわかるように、必ずお香典袋に名前や住所などの情報を記載しておくようにしましょう。
他にも、葬儀場へ現金書留で送る方や、お葬式が終わった後に直接自宅で渡す方もいらっしゃいます。この場合には、遺族が不在で受け取れない可能性もありますので、事前にお香典を送る旨を伝えておくとよいでしょう。
他にも、お香典の代わりに弔電や供花を送ることで弔意を示す方もいらっしゃいます。弔電は電報会社へ、供花は葬儀社へと連絡をすれば簡単に手配することができますので、これらの方法を検討してみてもよいでしょう。
今日のポイント
1.原則どちらに参列しても失礼にはあたらない
2.一般的にはお通夜に参列をされる方が多い
3.お香典の渡し方も様々ある
お通夜と告別式のどちらに参列するのが正しいかという点を中心にして、それぞれの違いからお香典の渡し方に関する部分に至るまで解説をいたしました。 どれも明確な決まりはないため、状況に応じてある程度柔軟に対応することが求められます。
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