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葬儀で出される供花とは?

気をつけるポイントも
あわせて解説します

公開日:2020/05/15

山口チーフ

この記事の監修者
山口 雄司

施行部チーフ 
在籍32年(1994年5月10日 入社)

1級葬祭ディレクター
運行管理者(貨物)
グリーフサポーター(京都グリーフケア協会)

横浜祭典株式会社 施行部 チーフ。葬儀業界で30年以上にわたり、葬儀全般・エンゼルケア業務など幅広く担当。 葬祭ディレクター1級の資格を保有し、これまで数千件以上のご葬儀に携わる。
ご家族が安心して葬儀を迎えられるよう、一人ひとりの想いに寄り添ったご提案を心掛けている。
本コラムでは、専門知識と現場での経験をもとに、分かりやすく正確な情報をお届けします。

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葬儀の供花とは、祭壇にお供えするお花のことです。 故人様を偲ぶために、参列者や生前親交の深かった方などが贈るのが一般的です。 しかし、近年の葬儀は形式が多様化しており、供花の贈り方には慎重な配慮が求められます。 ご遺族が供花を辞退されることもあるため、必ず事前に確認しましょう。 今回は、葬儀で出される「供花」について徹底解説します。 お葬式のあとの供花はどうなるのか、供花を出す際に気をつけることも解説するので、ご参考にしてください。

1 供花とは祭壇にお供えするお花です

字のとおり、祭壇(本来は故人)にお供えするものを『供花』と呼びます。昔は、式場や自宅の外に大きな飾り付けのある『花輪』を供えていました。しかし、近年では場所の制約等もあり、風習が色濃く残る地方は別にして、首都圏エリアにおいては花輪を飾ることが出来なくなっています。

そのため、近年では祭壇をより綺麗に魅せる効果もあり、また、生花祭壇の需要が増えてきたため、式場内にお供えすることが一般的になりました。さて、供花はお葬式の式中に飾られているものですが、それより前に、故人がまだ自宅にいる間に家族に対して、お悔やみの気持ちとして出せるお花はあるのでしょうか?

2 葬儀場ではなく自宅にお供えできる花があります

 

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都市圏の場合、火葬場の予約の兼ね合いもあり、亡くなってからしばらく日数が空くことが多いです。そのため、家族が自宅での安置を希望される場合もあります。その際に故人の枕元にお供えするお花が、『枕花』というものです。

枕花は式場に飾るものと比べても、比較的小さめのサイズのアレンジメントになります。また、色合いも派手なものや香りの強すぎるお花よりは、落ち着いた色合いのものが好ましいです。こちらは、近所のお花屋さんや葬儀屋さんにお願いをして注文をします。枕花を飾る場所は自宅の部屋の一室となりますので、あまり大きくなりすぎないお花を選ばれた方がよいでしょう。ただし、自宅ではなく、葬儀社に安置されている場合においては、せっかく枕花を出したとしても飾る場所がない…ということにもなりますので、その点に関しては事前に確認をしておきましょう。

3 お葬式のあとの供花はどうなる?

お葬式のあとの供花の行方が気になったことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。なかには疑うわけではないけど…使い回しの可能性もあるんじゃないか、と思われるかたもいらっしゃるかもしれません。しかし、その可能性は限りなく低いです。というのも、アレンジメントされた生花はとてもデリケートであり、綺麗に咲いた状態からはあまり長持ちしません。

 そのため、通常のお式の進行としては、ほとんどの場合、出棺の前に棺を囲んで故人との最後のお別れをする時間があります。その際に、出していただいた供花は祭壇のお花と一緒に棺に納めることになります。また、たくさんのお花があれば、供花を一部残して自宅用に持ち帰ったり、参列した親戚等に配ることもありますので、出された供花がムダになるということはないと言えるでしょう。

4 供花を出す際に気をつけること

 

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大切なあの人のために供花を出したい…いざ、そのような時にはどのようなことに気をつけたほうがよいのでしょうか。それは、枕花と同様、サイズと色合いに関してです。通常は葬儀社に依頼をして供花を出しますが、サイズに関して、あらかじめ決められたもので受けるようにしていることが多いです。また、色合いに関しても同様です。基本的には同じ系統の色の供花を並べます。 なぜなら、違う色や大きさの供花を祭壇脇に並べていくと、バランスが合わずに全体的な印象があまりよくないからです。

供花の金額の相場に関してですが、1基あたり概ね1万5千円〜3万円程度です。金額を統一している場合は、特に1万5千円前後の価格帯の供花が多く出されています。ただし、葬儀の規模が縮小している中で、家族が供花そのものを辞退されているケースというのもあります。その場合は、事前に訃報用紙などで案内があるでしょう。また、葬儀社に注文を出す際にも、辞退されている旨を言われますので、その際は家族の意向に従いましょう。

5 お悔やみの言葉を伝える方法

もしも、供花が出せない場合には故人に対するお悔やみの気持ちをどのように伝えたらいいのでしょうか。その場合には、弔電を出してみるということも考えてみてもよいでしょう。弔電は本来、参列のかなわない方が、せめてお悔やみの言葉だけでもと伝えるための手段として昔からあるものです。最近では、弔電と一緒にプリザーブドフラワーやお線香などを添えることができるサービスもあります。価格帯の相場としては千円〜1万5千円まで幅広くありますので、供花のかわりに、一度検討してみてもよいかもしれませんね。

6 供花は故人様を偲び葬儀の祭壇を彩る大切なお供えもの(まとめ)

供花は、故人様へ哀悼の意を表し、祭壇を厳かに彩るために欠かせないお供えものです。 現代の葬儀では式場内に生花を飾るのが一般的ですが、お通夜の前に自宅へ届ける「枕花」や、供花の代わりに気持ちを届ける「弔電」など、弔意を伝える方法はたくさんあります。供花を贈るときは、式場全体のバランスやご遺族のご意向を最優先し、サイズや色合い、供花の辞退の有無を事前に確認することが大切です。

供花は葬儀後、故人様の棺に納められるのが一般的です。故人様との最後のお別れで棺に納められるお花には、ご遺族や参列者の温かい想いが込められています。ご家族に負担をかけない配慮を心がけながら、真心を込めてお悔やみの気持ちを伝えましょう。

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